
2021年から仮想通貨投資を始め、数十のプロジェクトをリサーチ・利用。メルマガやSNSで最新情報を発信し、信頼を集める。2025年よりCoinspeaker参画。鋭い分析で、初心者から上級者まで役立つ情報を提供。
Amber Group傘下でナスダックに上場するAmber Internationalは3日、1億ドル規模の暗号資産(仮想通貨)エコシステム準備金を拡大するため、2,550万ドルの私募増資を完了した。
この資金調達は、同社の「Crypto Ecosystem Reserve」構想を加速させることを目的としている。Web3金融インフラにおける同社の主導的地位を強化する狙いだ。
この発表後、同社の株価は割引価格での発行や市場の不安定さを背景に6.7%下落した。
今回の資金調達は、Pantera Capital、CMAG Funds、Mile Green、Choco Up、Kingkey Financial Internationalなどが参加した。
1,220万株のクラスA普通株式(米国預託株式244万株に相当)を1米国預託株式あたり10.45ドルで売却し、資金を確保した。
この価格は、最近の取引水準から5%の割引となっている。
調達した資金は、主要なブロックチェーンにおける長期的なエコシステム連携と製品革新を目的とする準備金に充当される。
この戦略は、機関投資家向けのヘッジツールや市場アクセスなどのサービス提供を強化するものだ。
準備金は当初、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)に割り当てられていた。
同社は今回の資金調達を受け、新たにバイナンスコイン(BNB)、リップル(XRP)、スイ(SUI)にも対象を拡大する。
具体的な資金使途としては、これらのネットワークにおけるオンチェーン流動性の支援、仕組金融商品、開発者や流動性提供者への助成金などが挙げられる。
特に、現実世界資産(RWA)やAgentFi技術といった分野での取り組みを支援する。
同社は透明性を確保するため、ウォレット残高や取引履歴を含む準備金の保有状況に関するオンチェーン証明を定期的に公開する方針だ。
また、米国と東南アジアにおける機関投資家向け仮想通貨サービスの促進にも資金を活用する。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
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