
2021年から仮想通貨投資を始め、数十のプロジェクトをリサーチ・利用。メルマガやSNSで最新情報を発信し、信頼を集める。2025年よりCoinspeaker参画。鋭い分析で、初心者から上級者まで役立つ情報を提供。
現物イーサリアムETF(上場投資信託)は23日、純流入額は3億3,200万ドルに達し、14日連続となる純流入を記録した。
中でも、世界最大の資産運用会社ブラックロックが提供するiShares Ethereum Trust(ETHA)は、単日で3億2,500万ドルの流入を集めた。
一方現物ビットコインETFは、8,596万2,800ドルの純流出に見舞われ、3日連続の資金流出となった。
この対照的な資金フローの背景には、機関投資家の資金配分の変化がある。これまで市場を主導してきたビットコインから、イーサリアムへと関心が移りつつあることがうかがえる。
この傾向は、ここ数日で顕著になっている。例えば21日には、イーサリアムETFが2億9,660万ドルの純流入を記録した一方で、ビットコインETFからは1億3,140万ドルが流出していた。
市場の勢いもイーサリアムに有利に働いている。22日までの13日間で、イーサリアムETFへの資金流入は合計83億2,000万ドルを超えた。
ビットコインの市場支配率が低下する中、マクロ経済環境の好転もイーサリアムの魅力を高めているようだ。
イーサリアムETF市場の好調を支えているのは、ブラックロックのETHAに対する機関投資家からの厚い信頼だ。
同ETFは、22日時点での資産総額は100億ドルを突破。この圧倒的な存在感は、ビットコインが利益確定の売りに押される中でも、イーサリアムへの持続的な資金流入を支える重要な基盤となっている。
イーサリアムETF全体の資産総額は、22日時点で198億5,000万ドルに到達。これは、イーサリアムの時価総額の4.44%に相当する規模だ。
一方で、ビットコインETFからの資金流出は、仮想通貨市場における投資家センチメントの変動性の高さを改めて浮き彫りにした。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
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