Coinspeakerアナリスト。2020年から仮想通貨投資を始め、ビットコイン、NFT、DeFiへの投資経験がある。2025年6月にCoinspeakerに加わる。
国内暗号資産(仮想通貨)取引所大手のコインチェックは29日、新たにトロン(TRX)の取り扱いを開始したと発表した。
同日より、ブラウザおよびアプリ版の販売所と取引所の両サービスで売買が可能となっている。
今回のTRX追加により、同社が提供する取り扱い銘柄数は全37種類に拡大した。
2017年にローンチされたトロンは、主にエンターテインメント領域に特化したブロックチェーンプラットフォームだ。ネイティブトークンであるTRXは、同ネットワークの基軸通貨として機能する。
TRXには発行上限がないものの、定期的にトークンをバーン(焼却)するデフレ的な仕組みを採用し、希少性を担保している。
メインネット立ち上げ時には、当時の価値で約55億円相当の10億TRXが焼却された実績もある。
コンセンサスアルゴリズムにはDPoS(Delegated Proof of Stake)を採用。
現在の時価総額は約279億ドルで全体8位につけており、アルトコイン市場での存在感は大きい。
トロン・ネットワークはDeFi分野での利用が活発で、そのTVL(預かり資産総額)は約47億ドルと全チェーン中6位の規模を誇る。
高い処理能力と低い手数料、イーサリアム(ETH)との互換性が評価され、実社会での導入も進む。
2022年にはドミニカ国が国家ブロックチェーンインフラとして公式採用したほか、USDTなどステーブルコインの送金基盤としても広く利用されている。
国内市場においては、これまでにBitPoint、OK Coin Japan、SBI VCトレードなどが取り扱いを開始しており、採用例が増加傾向にある。
コインチェックの参入により、国内投資家にとっての取引チャネルはさらに拡充された形だ。
今回のTRX取り扱い開始時点では、一部の機能に制限が設けられている。
同社の発表によると、TRXの送金および受取機能は提供されていない。ユーザーはプラットフォーム内での売買は可能だが、外部ウォレットとの入出庫は行えない状態だ。
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トロン(TRX)
Coincheckにて取扱い開始
\本日よりCoincheck販売所・取引所で取扱い開始🚀
取扱い暗号資産を拡充✨詳細は本日付のお知らせをご確認ください💁https://t.co/FwZKbPd0PR pic.twitter.com/cwP9LLLmMN
— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) January 29, 2026
また、同社が運営するNFTマーケットプレイスでの決済通貨としても、現時点ではTRXはサポートされていない。
トロン・ネットワーク自体はステーキングに対応しているが、同社のステーキングサービスは現在イーサリアムのみが対象となっている。
市場環境は変動を続けているが、TRXは確立されたエコシステムにより一定の需要を維持している。
コインチェックは、初心者向けの販売所と中上級者向けの取引所の双方でTRXを提供することで、幅広い層のニーズに応える狙いだ。
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Coinspeakerアナリスト。2020年から仮想通貨投資を始め、ビットコイン、NFT、DeFiへの投資経験がある。2025年6月にCoinspeakerに加わる。