2020年よりブロックチェーン領域への投資をスタート。現在は「Coin Speaker」にて専属ライター兼暗号資産アナリストとして活動中。
スイスの投資商品発行会社ビットコイン・キャピタルは27日、ソラナ(SOL)基盤のミームコイン、BONKの上場投資商品(ETP)の取引をスイス証券取引所で開始した。
今回の発表によると、このETPは欧州の投資家に対し、ソラナのエコシステムを代表するBONKへのエクスポージャーを提供するものだ。商品は現物のBONKに1対1で裏付けられており、スイスの規制枠組みの下で運用される。
BONKは2022年のクリスマスの日に、ソラナ上のコミュニティ主導で立ち上げられた犬をテーマにしたミームコインだ。
ETPを通じて購入することで、投資家は暗号資産(仮想通貨)ウォレットの管理や秘密鍵の保管といった技術的なハードルを避けることができる。
スイス証券取引所は仮想通貨のイノベーションにおける主要なハブとしての地位を確立しており、今回の動きはデジタル資産に対する欧州の柔軟な姿勢を反映している。
これにより、伝統的な金融市場の投資家も一般的な証券口座を通じてミームコインへアクセスする道が開かれた。また、BONKの基盤であるソラナへの関心も高まる可能性がある。
一方、米国でも同様のミームコイン関連商品が上場したものの、ブルームバーグのアナリストによれば初日の取引高は約140万ドルにとどまり、市場規模は比較的小さかったという。
今回のスイスでの上場は、ミームコインが主流の金融インフラに組み込まれるための重要なマイルストーンとなる。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
2020年よりブロックチェーン領域への投資をスタート。現在は「Coin Speaker」にて専属ライター兼暗号資産アナリストとして活動中。