
2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。
ビットコイン財務企業のストラテジーは6月30日、新たに4980BTCを約5億3190万ドル(約766億円)で追加取得した。
6月23日から29日にかけて行われ、1BTCあたりの平均取得単価は約10万6801ドルだった。
この購入により、同社のBTC保有総数は59万7325BTCに達し、これまでに発行された全ビットコイン(BTC)の約2.8%に相当する規模となった。
ビットコインへの累計取得額は約424億ドル(約6兆1056億円)で、平均取得単価は1BTCあたり約7万982ドルとなる。
今回の取得資金は、同社の普通株式やクラスK優先株式、クラスF優先株式の発行を通じて調達された。
マーケット・オファリング・プログラムでは、普通株式で5億2000万ドル、クラスK優先株式で2890万ドル、クラスF優先株式で2970万ドルを調達した。
ストラテジーのマイケル・セイラー会長は、かねてよりビットコインへの強気な姿勢で知られている。
同氏は最近開催されたイベントで、ビットコイン価格が21年後には2100万ドルに達するとの予測を改めて示した。
この楽観的な見通しが、同社の継続的な購入戦略を後押ししている。
市場もこの動きを好感しており、ストラテジーの株価は発表後のプレマーケット取引で2%上昇した。
ストラテジーの動きは、企業が準備資産として新しい暗号資産(仮想通貨)を採用する世界的な潮流を反映している。
同日には、日本の上場企業であるメタプラネットも1005BTCを追加購入し、保有量を1万3350BTCに拡大した。
これにより、メタプラネットは上場企業のビットコイン保有ランキングでトップ5入りを果たした。
現在、上場企業のうち134社がビットコインを財務準備資産として採用している。
このような機関投資家の資金流入は、現物ビットコインETFの承認によって加速した側面もある。
こうした中、仮想通貨取引所のジェミナイは、欧州の投資家向けにストラテジーの株式をトークン化した商品をローンチするなど、関連金融商品の革新も進んでいる。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。