2020年よりブロックチェーン領域への投資をスタート。現在は「Coin Speaker」にて専属ライター兼暗号資産アナリストとして活動中。
ステーブルコイン発行大手テザーは7月31日、2026年第2四半期の準備金証明書を公開した。
同社が発表した報告書によると、負債を上回る超過準備金が大幅に減少した。第1四半期末に82億3,000万ドルあった超過準備金は、6月末時点で41億1,000万ドルとなった。
一方で、本業のもうけを示す営業利益は15億ドルの黒字を記録した。米国債や現先取引などの運用が好調に推移したためだ。
同社の上半期の総合的な財務結果は31億7,000万ドルのマイナスだった。第1四半期の利益を差し引くと、第2四半期単体では40億ドル以上の損失が出たと推測される。
巨額の損失の主な要因は、保有する資産の価格下落に伴う評価損とみられる。
同社は準備金の一部として、金やビットコイン(BTC)を保有している。
第2四半期中にこれらの市場価格が下落したため、資産価値が大きく目減りした。具体的には、金の評価額が約14%下落し、ビットコインも同様に値下がりした。
市場の変動が直接的に財務を圧迫した形だ。それでも、テザーのパオロ・アルドイノCEOは準備金の健全性を強調している。
実際の市場の圧力下でも、準備金戦略の強さが証明されたと述べている。
実際に同社はリスク管理を積極的に進めている。第2四半期中に担保付き貸付を23億8,000万ドル削減した。
また、主力ステーブルコインであるUSDTの発行量は1,846億ドルに達した。
市場シェアは60%を超えており、仮想通貨市場における存在感は依然として大きい。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
2020年よりブロックチェーン領域への投資をスタート。現在は「Coin Speaker」にて専属ライター兼暗号資産アナリストとして活動中。