2020年よりブロックチェーン領域への投資をスタート。現在は「Coin Speaker」にて専属ライター兼暗号資産アナリストとして活動中。
米CNBCの経済番組「パワーランチ」は6日、リップル(XRP)が2026年に最も取引すべき暗号資産(仮想通貨)になったと報じた。
番組ホストのブライアン・サリバン氏は、今年の主役はビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)ではなくリップルだと述べた。市場データによると、リップルは2026年の年初から24%上昇している。
同時期のビットコインの上昇率は5.5%、イーサリアムは9.7%にとどまっており、リップルのパフォーマンスが際立っている。価格は一時2.40ドルに達し、2025年11月以来の高値を記録した。
この上昇により、リップルは時価総額でバイナンスコイン(BNB)を抜き、第4位のデジタル資産としての地位を確立した。現在は利益確定の売りにより、2.18ドルから2.40ドルの範囲で推移している。
リップルの好調なパフォーマンスを支える主な要因は、仮想通貨ETFを通じた機関投資家の参入だ。
CNBCの報道によると、2025年11月の立ち上げ以来、ETFには13億ドル以上の資金が流入している。
これらのETF商品は、資金流出の日を一度も記録することなく、累積で13億7000万ドルを集めたとされる。これはビットコインやイーサリアムのETFとは異なる傾向を示している。
市場では、こうした動きを背景に、仮想通貨投資における資金配分の見直しが進んでいる。
米国の規制環境が明確化していることも、価格上昇の重要な要因として挙げられる。業界関係者は、規制の透明性を高める法案が可決される可能性が高いことが、市場の信頼を後押ししていると指摘する。
また、オンチェーンデータは供給不足の兆候を示している。中央集権的な取引所におけるリップルの保有量は数年ぶりの低水準に落ち込んでおり、需要の増加が価格に反映されやすい状況にある。
こうした資金流入や需給逼迫が重なる現在の市場環境について、一部では過去の仮想通貨バブル期と似た構造だとの見方も出ている。
大手金融機関もリップルに対して強気の見通しを示している。スタンダードチャータード銀行は、2026年末までにリップルが8ドルに達する可能性があると予測した。
複数のプラットフォームによるコンセンサス予想では、リップルの価格は2026年の価格は2.71ドルから8.60ドルの範囲とされている。平均的な予測値は3.90ドル付近だ。
機関投資家の関心は加速しており、関連商品への資金流入額は2024年の6億800万ドルから、2025年には約5倍の36億9000万ドルに急増した。市場構造は個人主導から機関投資家主導へと変化している。
先物市場でも楽観的な見方が広がっている。未決済建玉は45億ドル近くまで増加し、デリバティブ取引高は100億ドルを超えた。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
2020年よりブロックチェーン領域への投資をスタート。現在は「Coin Speaker」にて専属ライター兼暗号資産アナリストとして活動中。