
2021年から仮想通貨投資を始め、数十のプロジェクトをリサーチ・利用。メルマガやSNSで最新情報を発信し、信頼を集める。2025年よりCoinspeaker参画。鋭い分析で、初心者から上級者まで役立つ情報を提供。
暗号資産(仮想通貨)取引所大手コインベースは10日、AI検索エンジンを手がけるPerplexityとの提携を明らかにした。
コインベースが持つ独自のリアルタイム市場データと、Perplexityの高度な人工知能(AI)技術を組み合わせる。
この提携は、トレーダーに信頼性の高い実用的な市場データへのアクセスを提供していく目的がある。
Exciting update: Coinbase has partnered with @perplexity_ai to help traders get access to real-time trusted crypto data/info for better decision making.
The first stage is going live today, and there's more to come:
Phase 1 (now): Perplexity is now ingesting our market data,… pic.twitter.com/4rze1q9WzL
— Brian Armstrong (@brian_armstrong) July 10, 2025
今回の提携の第一段階として、コインベースの市場データがPerplexityのシステムに供給される。これにより、仮想通貨に特化した分析ツールが強化される。
具体的には、コインベースのCOIN50インデックスなどの指標が含まれる。
利用者は統一されたインターフェースを通じて、価格の変動追跡やトレンド監視、トークンの基礎的条件の調査が可能になる。
コインベースのブライアン・アームストロングCEOは、この統合によりトレーダーは取引前に「価格変動を深く掘り下げて」洞察を得られると強調した。
この動きの背景には、変動の激しい仮想通貨市場において、迅速かつ正確なデータ分析が求められていることがある。
膨大なデータを効率的に処理するツールを提供することで、この需要に応える狙いだ。
将来的には、より深い統合が計画されている。具体的には、仮想通貨ウォレットを大規模言語モデル(LLM)に直接組み込むことや、リアルタイムデータをPerplexityの検索結果に直接表示することなどが構想に含まれる。
アームストロング氏はこれを「許可の要らないデジタル経済に向けた大きな一歩」と位置づけている。
Perplexityのアラビンド・スリニバスCEOも、ユーザーがプラットフォームを切り替える手間なく、検索クエリ内で仮想通貨データをシームレスに表示できる可能性を指摘した。
アームストロング氏はまた、最近ビットコイン(BTC)が最高値更新したことにも触れ、AIと仮想通貨が相乗効果で価値を生み出す可能性に言及した。
今回の提携は、コインベースにとっては取引事業を超えてデータ分析分野へ拡大する戦略の一環であり、PerplexityにとってはAI駆動の金融ツールにおける地位を固める動きとなる。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
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