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バイナンスジャパンの評判は?手数料や口座開設方法を徹底解説

執筆者: Author Image 吉谷 元気
3 mins

バイナンスジャパン(Binance Japan)は、業界最大手のバイナンスが日本人投資家向けに展開している暗号資産(仮想通貨)取引所です。

ただ、日本でのサービス展開はまだ歴史が浅く、「バイナンスジャパンって評判はどうなの?」「使うのは危ないんじゃないの?」といった疑問や不安を持つ方も多いでしょう。

そこで本記事では、バイナンスジャパンについて以下の内容を解説します。

  • バイナンスジャパンの基本情報(サービス内容や手数料)
  • バイナンスジャパンの評判・口コミ
  • バイナンスジャパンの使い方(口座開設や送金の方法)

バイナンスジャパンがいつから日本でサービスを開始したか、メリット・デメリットなども丁寧に解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

バイナンスジャパン(Binance Japan)とは?

バイナンスジャパン-バイナンスジャパン公式サイトトップ

名称 バイナンスジャパン
運営会社 Binance Japan株式会社
創業 2023年8月
銘柄数 60種類以上(現物)
日本語対応
バイナンスジャパンのサービス一覧
  • 現物取引(取引所・販売所)
  • シンプル・アーン(レンディング)
  • 取引ボット(自動売買)
  • ローンチプール
  • 自動積立
  • Binance Pay(顧客間の決済・送金)
  • NFTマーケットプレイス
  • API接続
バイナンスジャパンの主な取扱銘柄
カテゴリー シンボル
メジャーコイン BTC、ETH、BNB、SOL、XRP
L1ブロックチェーン ADA、AVAX、ATOM、NEAR、KAIA
L2ブロックチェーン ARB、OP、IMX、POL
NFT・NFTゲーム ENJ、SAND、MANA、AXS、GALA
ミームコイン DOGE、SHIB、PEPE、TRUMP、NEIRO
Web3インフラ RENDER、FIL、GRT、THETA、LPT

主要な銘柄をジャンルごとに抜粋してご紹介しています。

最新の全取扱銘柄をチェックしたい場合は、バイナンスジャパン公式サイトをご確認ください。

バイナンスジャパンの各種手数料
項目 手数料
現物取引手数料(取引所)
  • メイカー0.1%
  • テイカー0.1%

(割引プログラムあり)

入金手数料(法定通貨) 無料
出金手数料(法定通貨) 150円
入金手数料(仮想通貨) 無料
出金手数料(仮想通貨) 銘柄ごとで異なる

バイナンスジャパン(Binance Japan)とは、世界最大の取引高を誇る海外取引所バイナンスが日本人向けに展開している仮想通貨取引所です。

一番の魅力は取扱銘柄数の豊富さにあり、2025年11月時点では国内トップクラスとなる60種類以上もの銘柄を取り揃えています。

また、その豊富な銘柄を0.1%以下の格安な取引手数料で売買することが可能。バイナンスジャパンは日本語にも対応しているため、安心して使えます。

サービスのバリエーションも多彩であり、レンディングや自動積立の他、海外発祥ならではのサービス(取引ボットやNFTマーケットプレイス)も用意されています。

バイナンスジャパンを見てみる

バイナンスジャパンはいつから日本でサービスを開始した?

日本で仮想通貨取引所のサービスを提供するには、日本の法律に合わせた運営体制を整えて、金融庁に事業者登録をおこなう必要があります。

ところがバイナンスは当初、その登録をおこなわないまま、つまり日本の法律に適合しない状態で本家海外版のサービスを日本人向けに展開していました。

その状態を是正するために生まれたのが、バイナンスジャパンです。

バイナンスグループは日本にBinance Japan株式会社を設立し、日本の法律に準拠した上で仮想通貨交換業者として正式に登録。

そして2023年8月から、バイナンスジャパンのサービスを正式にスタートしました。

なおその際、海外版を利用していた日本人ユーザーには移行方法を丁寧に案内するなど、バイナンスジャパンへスムーズに移行するための対応が実施されました。

バイナンスジャパンのメリット

バイナンスジャパン-バイナンスジャパンの利用メリット

バイナンスジャパン(Binance Japan)は、業界トップのバイナンスが日本向けに展開している仮想通貨取引所です。

銘柄数が豊富である点など、海外発祥ならでは利用メリットがある一方で、逆にそこから生じるデメリットも存在します。

メリット

  • 多彩な銘柄を取引できる
  • 取引手数料を安く抑えられる
  • BNBを使うと手数料がさらにお得に
  • 海外発祥ならではのサービスを使える
  • NFTの売買も可能

デメリット

  • 円建てで取引できない銘柄もある
  • 一部の銘柄は取引の安定性が低い
  • 国内他社にあるサービスが一部使えない

まずは、5つのメリットをそれぞれ詳しく確認していきましょう。

① 国内最多クラスの多彩な銘柄を取引できる

バイナンスジャパンは、取扱銘柄数の豊富さが魅力の1つとなっています。

国内取引所は上場審査が厳しいため、競合他社では取扱銘柄数が30〜40種類程度にとどまることも少なくありません。

一方バイナンスジャパンは、海外版のバイナンスで蓄積された知見を活かしつつ、日本の審査基準にも対応した形で60種類以上の銘柄をラインナップ。

こうした幅広い選択肢によって、柔軟なポートフォリオ構築が可能です。

分散投資をしたい人はもちろん、将来性のあるプロジェクトを早めに押さえたい仮想通貨投資家にとっても、使いやすい環境が整っていると言えるでしょう。

② 取引手数料を安く抑えられる

手数料の安さも、バイナンスジャパンの大きな利点です。

まず前提として、仮想通貨の取引形式には「販売所」と「取引所」の2種類があります。

販売所とは?

事業者が提示する価格で、事業者とユーザーが仮想通貨を売買する形式。

手軽に売買できて便利な一方で、取引コスト(スプレッド)は割高。

取引所とは?

仮想通貨取引所を利用するユーザー同士で売買する形式。販売所と比べて、手数料を安く抑えられる。

バイナンスジャパンでは、用意されている60種類以上すべてを取引所形式で売買できます。

これにより、販売所特有の割高なスプレッドを避けつつ、コストを抑えた効率的なトレードが可能です。

③ BNBを使うとさらにお得に取引できる

バイナンスジャパンでは、デフォルトの状態でも十分リーズナブルな手数料で取引を楽しめます。

しかし、独自トークンのBNB(ビルドアンドビルド)を活用すると、さらにお得に取引できます。

BNB(ビルドアンドビルド)とは?

バイナンスが発行する取引所トークン。BNBチェーンの基軸通貨でもある。旧バイナンスコイン。

まず、取引手数料をBNBで支払うと25%割引が適用されます。

さらに取引量やBNBの保有量に応じてランクが上がるVIPプログラムもあり、その条件を満たすことでより大きな手数料割引を受けることもできます。

ちなみに、BNBの買い方は別途解説しています。興味がある方はそちらもご参照ください。

④海外発祥ならではのサービスを使える

バイナンスジャパンでは、日本向けに調整した形で、海外版の人気サービスの一部を利用できます。

代表的なものが、取引ボットとローンチプールです。

取引ボットは、設定したルールに沿って自動で売買を繰り返すツールです。感情に左右されない取引や、相場が細かく動く局面で細かな利幅を狙う際に役立ちます。

またローンチプールは、BNBを預けることでさまざまな新しい仮想通貨を獲得できる仕組みです。

ただし日本の法令に合わせるため、バイナンスジャパンでは新しい仮想通貨そのものを受け取れるのではなく、BNBに換金した上で分配されます。

それでも、国内でこうした先進的サービスを提供している例は少なく、バイナンスジャパンならではの強みとなっています。

⑤NFTの売買も可能

バイナンスジャパン-バイナンスのNFTマーケットプレイス

バイナンスジャパンは、仮想通貨取引のサービスだけでなくNFTマーケットプレイスも提供しています。

取引のために仮想通貨ウォレットに資産を移し替える必要もなく、有名タイトルのコレクタブルNFTを手軽に売買できる点が特徴です。

仮想通貨とNFTの両方を一つのサービスで扱えるため、資産管理もしやすくなります。

なお、日本版のNFTマーケットプレイスは国内法に合わせた仕様となっており、NFTローンのような一部機能は利用できません。

とはいえ、国内でNFTと仮想通貨の両方を扱っている事業者は限られており、バイナンスジャパンは非常に利便性の高いプラットフォームだと言えるでしょう。

バイナンスジャパンのデメリット

バイナンスジャパン-バイナンスジャパンのデメリット

続いて、バイナンスジャパンのデメリットも1つずつ確認しておきましょう。

①円建てで取引できない銘柄もある

バイナンスジャパンは日本円建ての通貨ペアを順次追加していますが、現状ではすべての銘柄を円建てで売買できるわけではありません。

このような状況を生んだ背景として、本家海外版バイナンスではステーブルコインのUSDT建てでの取引が基本になっていることが挙げられます。

日本法人設立の際、USDT建てでは日本の法令に適応できずに代替としてビットコイン建てのペアが中心となったため、円建てペアが後から追加される状況が生まれました。

そのため一部の銘柄では、円で直接売買できずに「日本円→ビットコインやBNB→アルトコイン」という手順を踏む必要があります。

このようにビットコインなどを中継する形では、手間が増えるだけでなく、わずかながらも余計なコストが発生することになります。

また、日本の仮想通貨の税制に基づいて、確定申告の際に計算の手間も増えてしまいます。

②一部の銘柄は取引の安定性が低い

銘柄によっては取引の安定性が低いことも、バイナンスジャパンのデメリットの一つです。

海外版バイナンスはUSDT建てで世界中から注文が集まり、圧倒的な取引量と流動性を誇ります。

しかし、ビットコイン建てや日本円建てでの取引が中心のバイナンスジャパンは、そんな海外本家と取引板を共有できません。

その結果、グローバルな流動性を取り込めず、特に草コインレベルのマイナーな銘柄では流動性が不足しやすくなっています。

また、国内での歴史が浅いバイナンスジャパンは、bitFlyerなどの国内大手と比べるとまだユーザー数が少なく、相対的にも流動性・安定性の面で劣って見えます。

取引の安定性が気になる場合は、口座開設の前に、競合他社の取引板と注文のボリュームや動きを見比べてみるといいでしょう。

③国内他社にあるサービスが一部使えない

バイナンスジャパンは、海外版の多機能さをそのまま持ち込んでいるわけではなく、日本の規制に合わせた形でサービス内容を調整しています。

その一方でローカライズが難航している領域もあり、海外版はもちろん、国内の他社では提供されているサービスの中にも、バイナンスジャパンではまだ利用できないものが存在します。

具体的には、現時点でレバレッジ取引(先物取引)とステーキングサービスが非対応です。

どちらも日本の法令に適合させようとすると、海外版からの大きな仕様変更を余儀なくされるため、実装が進んでいない状況です。

なお、レバレッジ取引については将来的な提供を検討しているとのこと。ただし現時点だと、サービス開始時期などの具体的な内容は明らかになっていません。

バイナンスジャパンの評判・口コミ

バイナンスジャパン-SNSでの評判・口コミ

バイナンスジャパンの利用を検討しているなら、既存ユーザーがどう感じているかも気になるところでしょう。

本章ではSNSやアプリストアから、バイナンスジャパンへの良い評判と悪い評判、両方を集めて整理しました。

バイナンスジャパンの良い評判・口コミ

まず、バイナンスジャパンへの良い評判・口コミを見ていきましょう。

①取扱銘柄が豊富

バイナンスジャパンは国内ではトップクラスの銘柄数を取り扱っており、幅広い投資先を選べる点が高く評価されています。

また、自動積立やレンディングなどで、その豊富な銘柄を運用できる点も非常に好評です。

簡単に登録できるしコインも豊富、手数料安い、ウォレットとしても申し分ない。また、パソコンからもログインできるので安心感がある。

Binance Japanが使えるようになりました!取扱銘柄が多いし、自動積立もできるみたいなので嬉しい!

取扱銘柄多いし、Binanceには愛着もあるので移行しました。

②取引手数料・出金手数料が安い

手数料が総じてリーズナブルな点は、バイナンスジャパンの評価を高めている要因の1つです。

取引手数料だけでなく、日本円の出金手数料が150円に抑えられている点も、利用者から好評です。

国内他社と比べてもより手数料負担を抑えられる仕様になっているため、コスト面を重視する多くのトレーダーから選ばれています。

手数料が安いってありがたいね!

コインチェックもbitFlyerも手数料高めなので、Binance Japan使ってます!

Binance Japanの日本円出金(手数料150円)が高速になってた、これは使える。

最近全然アクセスしてなかったが、ビットフライヤーとか出金手数料770円とられるんよねえw

③サポートが充実

サポートが丁寧で、初心者でも安心して利用できるという声が寄せられています。

国内向けサービスとしてサポート品質がしっかり確保されている印象があり、使い続けやすい環境が整っていると感じられているようです。

初心者ですが、サポートがしっかりしているので安心です。

最初はわからないことばかり。でも遠慮せずサポートに連絡してください。JPだけあって、日本語サポートが充実してると思います。

バイナンスジャパンの悪い評判・口コミ

一方でバイナンスジャパンに対して、次のようなネガティブな意見・口コミもあります。

①海外版バイナンスと比べてサービスが劣る

国内向けに再構築されたことで、海外版バイナンスと比べて利用できるサービスや機能が大きく制限されているという声が目立ちます。

先ほどデメリットで挙げたレバレッジ取引やステーキングの他、仮想通貨担保ローンやコピートレードなども、バイナンスジャパンにはありません。

取扱商品の種類や提供機能の幅が本家ほど充実しておらず、海外版に慣れていたユーザーほど、物足りなさを感じやすいようです。

本家バイナンスとはサービス内容が程遠いですねw

Binance Japanとか、本家Binanceを500倍に希釈したみたいなクオリティやろ。

本家使わせろやぁ!

②国内他社と操作感が異なる

バイナンスジャパンでは、海外版バイナンスの仕様をベースにして、Webサイトや仮想通貨取引アプリが構築されています。

そのため、当初から日本人向けにつくられた国内他社とはUI設計が大きく異なり、操作感の違いに戸惑うユーザーも少なくありません。

文字が小さく見づらい、多機能ゆえに迷いやすいという声も上がっています。

最初は良くわからないが、慣れれば何とか使えそうです。

入金及び出金も早く出金手数料も安いのが魅力です。

他の悪質なスプレッドをかける国内販売所よりも適正価格で取引出来ますが、操作が国内販売所と違うので、少額から始め出金手数料の150円は勉強代と考えて出金までの作業を覚えた方が良いと思います。

多機能すぎて…分からないこともまぁまぁある(笑)

概ね満足だが、文字が小さく見にくい。文字拡大が出来ればもっと見やすいです。

③アプリでバグが発生することが多い

普段の使い勝手には満足しているという声がある一方で、アプリの不具合を訴える口コミも散見されます。

バグの発生原因は正確には不明ですが、ゼロから新しいアプリを開発したのではなく、海外版アプリに手を加えてつくられている点が少なからず影響しているのかもしれません。

エアドロップはもらえないのと、年間損益計算書が発行されるかどうかわからないのを除けば、使いやすく満足しています。

ときどき市場のJPYが消える、資産の運用分が表示されなくなるバグを早期に解決してほしい。不安しかない。

「市場」ビューが読み込めないことが多い。

ライトモードかダークモードを切り替えるとその時だけ治るが、しばらく立ってアプリを立ち上げると、再び市場ビューが読み込めなくなっている。

再インストールやキャッシュ削除も効果なし。 前はこんなことなかったのに。

バイナンスジャパンの始め方・使い方

バイナンスジャパン-バイナンスジャパンのイメージ画像

ここまでの解説を踏まえてバイナンスジャパンに関心を持った方は、実際に口座を開設し、使用感を試してみましょう。

本章では、口座開設から投資資金の入金、そして現物取引で仮想通貨を購入するまでの基本的な使い方を解説していきます。

バイナンスジャパンの口座開設方法

まずはバイナンスジャパンの口座を開設しましょう。

手続きのルートは以下の2パターンがあり、手続きには以下の2つの方法があり、どちらの場合もスマホアプリの利用が必須です。

  1. Webサイトでアカウント作成⇒アプリで本人確認
  2. アプリだけですべての手続きをおこなう

なお今回は、スマホアプリのみを使って口座を開設する方法をご紹介します。

バイナンスジャパンの口座開設方法

①アプリをダウンロード


まずはバイナンスジャパンの公式サイト、もしくはアプリストアにアクセスし、お手持ちの端末にアプリをダウンロードしましょう。

iOS版・Android版ともに、無料でダウンロードできます。

バイナンスジャパンを見てみる

②アカウントを作成する


アプリを起動したら、メールアドレスもしくは電話番号を登録してアカウントを作成します。

バイナンスジャパン-バイナンスジャパンの口座開設方法

この際、Googleなどの既存アカウントをバイナンスジャパンのアカウントとして活用することも可能です。

その場合は新しくログインパスワードをつくる必要がなく、アカウントを一括管理できるためより便利です。

③本人確認(KYC)をおこなう


バイナンスジャパンのアカウントを作成してログインできたら、自動的に本人確認手続きに移行します。

手続きの流れは以下のとおりです。

  1. 居住国・国籍の提示
  2. 本人確認書類のアップロード
  3. 顔写真の撮影
  4. 本人情報の入力(氏名や住所、職業など)

また、本人確認書類は以下の3種類から選択できます。

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • 運転経歴証明書(2012年4月1日以降に発行されたもの)

④審査結果を待つ


すべての手続きを終えると、バイナンスジャパンで審査が実施されます。

審査結果はスマホアプリおよび登録したメールアドレスに通知されるので、それが届くまでしばらく待ちましょう。

審査をクリアすれば、最短で申し込みをしたその日の内に利用できるようになります。

バイナンスジャパンへの送金方法(入金方法)

口座開設が完了したら、次は取引の軍資金を入金しましょう。

取引資金として仮想通貨を入金することも可能ですが、ここでは日本円の入金方法をご紹介します。

バイナンスジャパンへの入金方法

①入金先の銀行を選択


まずはメニューバーにある「入金」タブをクリックし、「JPYを入金」を選択します。

バイナンスジャパン-バイナンスジャパンへの入金方法1

バイナンスジャパン-バイナンスジャパンへの入金方法2

手続き画面に遷移すると、入金先として「GMOあおぞらネット銀行」と「住信SBIネット銀行」が提示されます。

どちらも入金手数料は無料であり、反映にかかる時間にも差がありません。さらに、出金時の手数料も同じです。

推奨はGMOあおぞらネット銀行となっていますが、手数料等の利用条件が変わらないため、どちらでも好きな方を選ぶといいでしょう。

バイナンスジャパン-バイナンスジャパンへの入金方法3

②入金額を入力する


入金先を選択したら、次は入金する金額を指定します。最低1,000円から入金可能です。

バイナンスジャパン-バイナンスジャパンへの入金方法4

③銀行等で入金手続きをおこなう


ひと通りの条件を設定すると、入金先の口座番号等が提示されます。

その口座宛てに、自身が保有する銀行口座から振込をおこないましょう。

手続きが完了すると、基本的には銀行への着金と同日に、バイナンスジャパンの残高へ入金額が反映されます。

バイナンスジャパン-バイナンスジャパンへの入金方法5

バイナンスジャパンでの取引方法

バイナンスジャパンでは、「販売所」と「取引所」の2種類の取引形式が用意されています。

それら両方の形式で、仮想通貨の購入方法を確認しておきましょう。

販売所の使い方

販売所では、以下の3ステップで簡単に好きな仮想通貨を購入できます。

  1. 決済通貨と購入したい銘柄を選択
  2. 支払い金額、もしくは購入数量を入力
  3. プレビューを確認したのち決済

バイナンスジャパン-販売所の使い方

販売所を使えば、非常にお手軽に仮想通貨を買えます。ただし便利な反面、取引コスト(スプレッド)は取引所よりも割高になります。

そのため、基本的には取引所を使って売買することを推奨します。

取引所の使い方

①取引する通貨ペアを選択


バイナンスジャパンでは、日本円建てだけでなく、ビットコインやイーサリアム建ての通貨ペアも用意されています。

その豊富な通貨ペアの中から、取引したいペアを選択しましょう。

バイナンスジャパン-取引所の使い方1

②注文方法を決める


取引する通貨ペアを決めたら、次は注文方法を選びます。

バイナンスジャパンの取引所では、次のように豊富な注文方法が用意されています。

  1. 成行注文:現在の市場価格で即時に売買する注文
  2. 指値・逆指値注文:指定した価格で売買する予約注文
  3. ストップリミット:逆指値に達したら指定価格で指値注文を出す仕組み
  4. トレーリングストップ:価格に応じて逆指値を自動で追従させる注文
  5. OCO注文:2つの注文を同時に出し、片方が約定したらもう片方を自動キャンセル
  6. TWAP:指定時間内で均等に分割して取引を実行する注文

それぞれの仕組みをよく理解し、自身の投資スタイルに合った注文方法を選択しましょう。

③数量等を決めて購入する


注文方法を決めたら、あとは購入数量等を決めて注文を出すだけです。

なお、円建てで購入する場合、どの銘柄も最小100円から購入できます。

バイナンスジャパン-取引所の使い方2

バイナンスジャパンは危ない?安全性は?

バイナンスジャパン-バイナンスジャパンの安全性

バイナンスジャパンは、グローバル企業としてのノウハウと日本の法令に基づく厳格なルールの双方を取り入れながら、安全性を重視した運営をおこなっています。

ここでは、そのセキュリティ対策を具体的に見ていきましょう。

  • 一般的なセキュリティ対策は漏れなく導入
  • 日本の法令に基づいて顧客資産を保護
  • グローバルスタンダードなセキュリティを実現

一般的なセキュリティ対策は漏れなく導入

まず、国内外の取引所で一般的に採用されている主要なセキュリティ対策は、バイナンスジャパンでも漏れなく導入されています。

代表的なものがコールドウォレットとマルチシグです。

コールドウォレットとは、ネットワークから完全に切り離した状態で資産を保管する仕組みで、ハッキングによる不正アクセスを防ぐための最重要対策の一つです。

またマルチシグは、複数の署名(鍵)がそろわないと資産を動かせない仕組みで、単独操作によるリスクを封じる役割を持ちます。

こうした基本要素が網羅されており、基礎的な安全性は確保されています。

日本の法令に基づいて顧客資産を保護

日本の仮想通貨交換業者には、法令に基づいて顧客資産保護に関する厳しいルールが課されており、当然バイナンスジャパンもそれに準拠した運営をおこなっています。

顧客資産保護の中核を担うのが、資産の分別管理です。

顧客から預かった資産は会社の資産とは完全に分けて管理されるため、万が一会社側に問題が発生しても、顧客資産が混同・悪用されることはありません。

さらに、ウォレットの点検や監査も定期的に実施するなど、資産が適切に保全されているかをチェックする仕組みも整えられています。

金融庁の登録業者として、国内の法律に沿った透明性の高い管理体制を維持している点は、大きな安心材料と言えるでしょう。

グローバルスタンダードなセキュリティを実現

バイナンスは世界規模でセキュリティ戦略を展開しており、バイナンスジャパンもその一環としてグローバル基準の取り組みを進めています。

例えば2025年には、情報セキュリティの国際規格であるISO認証(ISO/IEC 27001、ISO/IEC 27701)を取得しています。

これは情報管理やプライバシー保護に関する国際レベルの基準を満たしていることを示すもので、世界的にも信頼性の高いセキュリティモデルと評価されています。

このようにバイナンスジャパンは、国内の法令に従うだけでなく自発的にグローバル基準のセキュリティも採用しており、国内取引所の中でも非常に高い安全性を実現しています。

上述のようにバイナンスジャパンは、グローバル基準のセキュリティも採用するなど、積極的な安全対策を実施しています。

ただしそれでも、オンラインでサービスを提供している以上、ハッキングや仮想通貨詐欺などのリスクを完全にゼロにすることはできません。

これはバイナンスジャパンに限らず、すべての仮想通貨取引所に共通することです。

利用する際はその前提を理解した上で、ユーザー側でもハードウェアウォレットの併用や二段階認証の強化など、セキュリティ対策を徹底することが大切です。

まとめ

バイナンスジャパンは、海外大手バイナンスが日本の法令に従って2023年に設立した、日本居住者向けの仮想通貨取引所です。

取扱銘柄が豊富で、取引手数料や出金手数料が安く、国内他社にはないサービスが用意されている点が魅力です。

さらにサポート体制も充実しており、上級者だけでなく初心者でも安心して利用できます。

便利で低コスト、かつ安全な環境で仮想通貨投資を楽しみたい方は、ぜひバイナンスジャパンの利用を検討してみてください。

バイナンスジャパンを見てみる

バイナンスジャパンに関するよくある質問

バイナンスジャパンとは何ですか?

バイナンスジャパンとPayPayの関係は?

バイナンスジャパンは日本人でも使えなくなりますか?

参考情報

吉谷 元気

吉谷 元気

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株や為替、不動産など多岐にわたる金融分野で執筆経験を積み、現在はCoinspeakerの専属ライターとして活動中。幅広い知見をもとに、仮想通貨(暗号資産)関連の記事執筆・編集を担当。

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