ミームコインBONKのETP、スイス証券取引所に上場

スイス証券取引所でソラナ基盤ミームコインBONKのETP取引が開始。欧州投資家が現物裏付け商品で簡単にアクセス可能になる。

星 瑞希 By 星 瑞希 黒川 理佐 Editor 黒川 理佐 Updated 1 min read
ミームコインBONKのETP、スイス証券取引所に上場

スイスの投資商品発行会社ビットコイン・キャピタルは27日、ソラナ(SOL)基盤のミームコイン、BONKの上場投資商品(ETP)の取引をスイス証券取引所で開始した。

今回の発表によると、このETPは欧州の投資家に対し、ソラナのエコシステムを代表するBONKへのエクスポージャーを提供するものだ。商品は現物のBONKに1対1で裏付けられており、スイスの規制枠組みの下で運用される。

BONKは2022年のクリスマスの日に、ソラナ上のコミュニティ主導で立ち上げられた犬をテーマにしたミームコインだ。

ETPを通じて購入することで、投資家は暗号資産(仮想通貨)ウォレットの管理や秘密鍵の保管といった技術的なハードルを避けることができる。

伝統的金融市場への参入と市場の反応

スイス証券取引所は仮想通貨のイノベーションにおける主要なハブとしての地位を確立しており、今回の動きはデジタル資産に対する欧州の柔軟な姿勢を反映している。

これにより、伝統的な金融市場の投資家も一般的な証券口座を通じてミームコインへアクセスする道が開かれた。また、BONKの基盤であるソラナへの関心も高まる可能性がある。

一方、米国でも同様のミームコイン関連商品が上場したものの、ブルームバーグのアナリストによれば初日の取引高は約140万ドルにとどまり、市場規模は比較的小さかったという。

今回のスイスでの上場は、ミームコインが主流の金融インフラに組み込まれるための重要なマイルストーンとなる。

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星 瑞希

2020年よりブロックチェーン領域への投資をスタート。現在は「Coin Speaker」にて専属ライター兼暗号資産アナリストとして活動中。

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