仮想通貨・ブロックチェーン専門ライター。2018年より執筆を開始し、取引所やDeFi、NFT、Web3全般をカバー。技術動向から投資トレンドまで幅広く対応。金融・IT分野での実務経験を活かし、初心者にもわかりやすい解説に定評あり。
米国の現物ビットコインETFは12月30日、7日ぶりに純流入を記録した。この日の純流入額は6つのファンド合計で3億5500万ドルに達した。
今回で、総額10億ドルを超えていた過去7日間の流出超過の連鎖に終止符が打たれた。
報道によると、資産規模で最大の現物ビットコインETFとなるブラックロックのIBITが、1億4380万ドルの流入で市場を牽引。
これに続き、アーク・インベストと21シェアーズのARKBが1億960万ドル、フィデリティのFBTCが7860万ドルを記録している。
2025年を通じた米国の現物ビットコインETFへの純流入額は、約218億ドルとなった。これは2024年の354億ドルと比較すると減少している。
市場シェアにおいては、ブラックロックのIBITが圧倒的な存在感を示している。同ファンドは年間で249億ドルの純流入を集め、取引量の70%以上を占める結果となった。
今回の資金流入への転換は、12月下旬に見られた連日の流出傾向からの重要な変化を示している。
23日から26日にかけては連日2000万ドルを超える流出が続いていたが、年末にかけてセンチメントが改善した。
資金フローの反転には、マクロ経済的な要因が影響している。
2025年9月に実施された連邦準備制度理事会(FRB)による利下げや、その後の緩和的な政策期待が、ビットコインETFへの資金流入と相関している。
機関投資家の参入により、ビットコインの市場構造にも変化が見られるようになった。
以前のような急激な価格下落は減少し、押し目買いによって売り圧力が吸収される傾向が強まっている。
市場関係者は、ETF需要がボラティリティ(価格変動)を平準化していると指摘する。
資金流入が穏やかな時期であっても、ビットコイン価格は中期的なサポートラインを維持しており、底堅さが確認されている。
12月31日時点で、ビットコイン価格は8万8700ドル近辺の狭いレンジで推移している。
年末の休暇シーズンで市場参加者が減少し流動性は低下しているものの、ETFへの資金回帰は市場にとって明るい材料となった。
また、こうした市場の安定感は、次の仮想通貨バブルに向けた準備段階との見方も広がっている。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
仮想通貨・ブロックチェーン専門ライター。2018年より執筆を開始し、取引所やDeFi、NFT、Web3全般をカバー。技術動向から投資トレンドまで幅広く対応。金融・IT分野での実務経験を活かし、初心者にもわかりやすい解説に定評あり。