主要3銘柄、ETH・XRP・SOLが好調な動きを示しています。大口投資家による仮想通貨おすすめ銘柄、Bitcoin Hyperを紹介します。
スイスのデジタル資産銀行であるシグナムは先週、未来のファイナンスレポート2025において、機関投資家の投資意識や戦略傾向、資産配分、今後の見通しなどをまとめて公開しました。
同レポートでは、マクロ経済の圧力が続く中でも、アルトコイン市場が年内に反転する可能性があり、特にイーサリアム(ETH)を中心とするアルトコイン主要3銘柄の明るい見通しが示されました。
市場全体が方向性を探る中、ビットコインのレイヤー2を開発する新しい暗号資産(仮想通貨)、Bitcoin Hyper(HYPER)に注目が集まっています。
イーサリアム・リップル・ソラナの3銘柄が好調な動き
シグナム銀行は、2025年第4四半期について、FRBが利下げを行った際の市場の反応が、予想外だったとし、この動きがアルトコインシーズンの到来を遅らせたとの見方を示しています。
しかしながら、投資家の市場センチメントは、かなり強気となっていることから、今回調査に協力してくれた投資家の半数以上が今後の動向を前向きに捉えているとしています。
特にイーサリアムは、企業による保有量が240億ドルと、15倍に増加している上に、イーサリアム全体の40%が流通から排除されているため、高い需要が第4四半期における価格上昇を促すと考えられています。
また、リップル(XRP)とソラナ(SOL)のETFも、堅調な動きを見せており、11月に取引が開始されたカナリーXRP ETF(XRPC)は、初日に2億4500万ドルの純流入を記録しています。
これは、ビットコインやイーサリアムの現物ETFを上回る純流入となっており、リップルへの期待が高まっていると指摘されています。
2025年3月にリップル社とSECの訴訟が終結したことも、ETFへの資金流入を促す好材料となっているでしょう。
ソラナに関しては、2025年10月下旬に上場したビットワイズ・ソラナ・ステーキングETF(BSOL)が、初週に約3800万ドルの純流入を記録しています。
現時点で、複数のソラナETFがSECによる承認を待っており、年内の強気相場到来に期待感が高まっています。
大口投資家おすすめ、新しい仮想通貨Bitcoin Hyper
仮想通貨市場全体が下落する中で、好調な動きを見せるイーサリアム・リップル・ソラナですが、大口投資家はより大きなリターンが狙える新しい仮想通貨に注目しています。
中でも、ここ最近で大口投資家からの購入が続いており、仮想通貨おすすめ銘柄として話題なのが、Bitcoin Hyperです。同プロジェクトは、ソラナ仮想マシン(SVM)を活用したビットコインのレイヤー2ネットワークを開発しています。
Bitcoin Hyperのレイヤー2は、ビットコインブロックチェーン上で、高速な取引と高い拡張性を提供することを目標に設計されています。
また、クロスチェーン機能であるカノニカルブリッジを搭載しており、ユーザーが保有するBTCを使って、自社ネットワーク上で利用できるラップ版BTCを獲得できる機会を提供しています。
このラップ版BTCを通じて、ビットコインを保有するユーザーは、dAppsやDeFiといったWeb3分野でスムーズに操作できるようになります。
5月に始まったHYPERのプレセールは、すでに2780万ドル(約43億円)の資金調達に成功し、日に日に需要が拡大しています。
直近で確認された大口投資家による購入は、48万9000ドル(約7580万円)で、一部の投資家はHYPERの100倍高騰に期待をしています。
今後は、DAO立ち上げも計画されており、コミュニティ主導の運営体制へ移行されていくでしょう。アルトコイン市場が調整局面にある今、ビットコインの課題解決を目指すその技術的アプローチが、市場参加者の関心を集めています。
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