Kalshi元従業員設立の予測市場ファンド、55億円調達へ

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Kalshi元従業員が設立した5c(c) Capitalが、予測市場のインフラ企業を支援するため最大3500万ドルの資金調達を開始。

5c(c) Capitalは22日、予測市場関連のスタートアップを支援するため、最大3500万ドルの資金調達を開始した。

予測市場大手Kalshiの元従業員が設立

5c(c) Capitalは、予測市場プラットフォームであるKalshiの元従業員2名が共同で設立したベンチャーファンドだ。同ファンドは今後2年間で約20社の企業を対象に、資金を提供する計画を立てている。

最初の資金調達は、発表から1カ月以内に完了する見込みとなっている。

ファンドの名称は、予測市場を管轄する連邦規制である商品取引所法の第5c(c)条に由来する。設立者のアディ・ラジャプラバカラン氏とノア・ジングラー・スターニグ氏は、予測市場を世代を超えた機会と位置づけている。

彼らは取引所そのものではなく、市場を支える周辺企業に焦点を当てる方針だ。

具体的には、マーケットメーカーや分析プラットフォーム、取引サービスを提供するインフラ企業をターゲットにしている。

急速に成長する予測市場エコシステムにおいて、二次的、三次的な波及効果を捉える狙いがある。ラジャプラバカラン氏は過去に、予測市場のインフラに関する影響力のある分析を執筆した実績を持つ。

競合トップが異例の共同支援

今回のファンド設立は、予測市場セクターに対する関心が急速に高まる中で行われた。

業界を牽引するKalshiとPolymarketは、記録的な評価額で資金調達を進めている。Kalshiは約220億ドル、Polymarketは約200億ドルの評価を受けている。

注目すべきは、激しい競争関係にある両社のトップが揃って同ファンドを支援している点だ。Kalshiのタレック・マンスールCEOとPolymarketのシェイン・コプランCEOが資金を提供している。

さらに、著名なベンチャーキャピタリストであるマーク・アンドリーセン氏など、20名以上の支援者が早期に参加を表明している。

暗号資産(仮想通貨)に特化した複数の企業や、他の予測市場関連企業の創業者らも名を連ねている。

予測市場はブロックチェーン技術を活用したプロジェクトとしても注目を集めている。

一方で、予測市場は未認可のスポーツ賭博にあたるとして、州政府からの訴訟など規制上の課題にも直面している。それでも設立者らは、現在の市場は初期段階に過ぎないと主張する。

将来的には、市場全体の取引高が10兆ドル規模に達する可能性があると予測している。

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