Glassnodeはビットコイン・イーサリアム今後に関するデータを公表。関連銘柄として注目されるPepeNodeの新しいマイニングを紹介します。
暗号資産(仮想通貨)の分析企業であるGlassnodeは今月初旬、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の利用傾向に関する新たな報告書を公表しました。
報告書では、2つの仮想通貨の異なる市場傾向が確認できますが、一部の専門家は、資産が流出している点でBTCとETHは共通していることを指摘しています。
本記事では、そんなビットコインのイーサリアムの現状と今後の見通しと、関連銘柄として注目されるPepeNode(PEPENODE)の特徴をまとめます。
ビットコイン保有者の61%が長期保有を継続
Glassnodeのオンチェーンデータによると、現在市場に出回っているビットコインの61%以上が、1年以上移動されておらず、この数値はここ数ヶ月ほとんど変化していません。
この動きは、多くの投資家がBTCの長期保有を継続し、例外的な市場イベントが発生した場合にのみ、売買を行う傾向が強まっていることを裏付けています。
報告書によれば、ビットコインの1日あたりの取引量は、流通供給量のわずか0.61%と極めて低く、金の緩やかな流通パターンに近づいていると言われています。
また、中央集権型取引所に保管されるビットコインは減少を続けており、取引所に残る通貨は、全体の約14.3%にとどまります。
これらの流出分は、ETFや投資信託、長期保管構造に移動していると見られており、特に2024年初頭以降のETFブームによって、膨大な量のビットコインが機関投資家によって取引されています。
ますます多くのビットコインが、低速移動型と言われるETFや、関連投資商品に流れ込んでいます。
その結果、迅速な売却が可能な取引所に残るBTCは少なくなり、ビットコインは今後も、デジタル貯蓄資産としての地位を確立していくと考えられています。
各分野での活用が進むイーサリアム
イーサリアムは対照的に、1年以上移動していないETHの割合は、55.7%から51.7%へ低下しており、古いウォレットが活発化していることが示されています。
イーサリアムはビットコインの主要な代替通貨として、ステーキングやレンディング、DeFiなどにおける流動性として活用されています。
この動向は、イーサリアムが単なる価値保存手段ではなくなっており、トークンがオンチェーン経済の基軸通貨として、機能していることを示しています。
また、ネットワーク内で生産的に活用されるイーサリアムの割合も上昇を続けており、リキッドステーキングや担保ローテーション、信用市場での利用が、継続的な動きを生み出しています。
実際に、ステーキングされたETHと、ETFに保有されているイーサリアムの量は、総供給量の4分の1以上に増加しています。
このような背景があり、イーサリアムの1日の取引量は、利用可能な通貨の約1.34%と、ビットコインを常に上回っています。
一方で、ビットコインと同様に、中央集権型取引所における保管量は減少傾向にあり、BTCを下回る11.3%を記録しています。
ETFへの資金流入も進んでおり、イーサリアムの今後について一部の専門家は、デジタル貯蓄資産とユーティリティーのハイブリッド通貨としての地位を築いていくと見ています。
イーサリアムを基盤とする関連銘柄、PepeNode
ビットコインやイーサリアムの関連銘柄にも注目が集まる中、ここ最近話題になっているのが、ETHチェーンを基盤とする新しいミームコイン、PepeNodeです。
このプロジェクトは、バーチャルマイニングという革新的なコンセプトを導入し、高額な機材や大量の電力を必要とする従来のマイニングの課題を解決しています。
PepeNodeは、各ユーザーに与えられたバーチャルサーバールームで、ノード機器を構築するだけでマイニング報酬が得られます。
報酬には、基軸通貨のPEPENODEが使用されますが、報酬額で上位にランクインしたユーザーには、ぺぺ(PEPE)やファートコイン(FARTCOIN)といった人気コインが付与される予定です。
PEPENODEは現在、プレセールで販売されており、210万ドル(約3億2000万円)以上の資金調達に成功しています。
また、PepeNodeのノード機器は、アップグレードをして報酬率を高めることも可能で、アップグレードに使われたPEPENODEトークンの70%が永久的にバーンされるデフレメカニズムも備わっています。
さらに、最大で596%の年間利回りでステーキング報酬を得られる点も、ユーザーにとっては大きなメリットです。
イーサリアムが提供する柔軟なスマートコントラクト環境は、こうした革新的なプロジェクトの基盤として機能しています。
PepeNodeのような次世代のミームコインプロジェクトは、単なる投機対象ではなく、ゲーム化された実用的な機能を通じて、持続可能な価値を提供していくでしょう。
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