ビットコイン25年第4四半期は23%下落、過去2番目の低水準に

BTC2025年第4四半期リターンはマイナス23%となり、過去2番目の低水準を記録。ETHも28%下落し、市場は調整局面。

赤松 柊弥 By 赤松 柊弥 黒川 理佐 Editor 黒川 理佐 Updated 1 min read
ビットコイン25年第4四半期は23%下落、過去2番目の低水準に

Key Notes

  • ビットコインの25年Q4リターンはマイナス23%で過去2番目の悪さ.
  • 10月の最高値更新後にレバレッジ解消や大口の売りで急落.
  • プライバシー銘柄が選好される一方、ETF残高は増加傾向を維持.

ビットコイン(BTC)の2025年第4四半期リターンがマイナス23.07%となり、2018年Q4のマイナス42.16%に次ぐ史上2番目に低いパフォーマンスを記録した。

暗号資産(仮想通貨)データ分析のCoinglassが1日に公開したデータで明らかになった。

10月に約12万6000ドルの史上最高値を記録した後、市場は急激な調整局面に入った。

第4四半期の急落と価格推移

Coinglassのデータによると、ビットコインの2025年Q4リターンはマイナス23.07%となり、過去の平均値77.07%や中央値47.73%を大幅に下回った。

10月6日にBTC価格が約12万6000ドルの史上最高値に達した後、11月下旬には8万6000ドルを割り込む場面もみられた。

イーサリアム(ETH)価格も苦戦し、同期間でマイナス28.28%を記録。

これは同銘柄の歴史上4番目に悪い四半期成績に。

2025年通年ではビットコインが6%安、イーサリアムが10%安で取引を終えている。

レバレッジ解消と市場構造の変化

今回の下落要因について、Bitget Walletのジェイミー・エルカレCMOは「主要なレバレッジのリセット」が起きたと指摘。

過剰なレバレッジポジションが解消され、強制的な売りが誘発された形だ。

マクロ経済の緩和期待後退やAI関連の過大評価への懸念も、リスクオフムードを強める要因に。

大口保有者の動向も市場に影響を与えた。

10月の最高値更新直後にクジラが利益確定売りを行う一方、個人投資家は下落局面で買い増しを継続。

プライバシー重視のジーキャッシュ(ZEC)やモネロ(XMR)といったアルトコインは下落局面でも相対的に堅調な動きを見せた。

ETFの成長と基盤拡大

価格調整が続く中でも、米国現物ビットコインETFの成長は続いている。

10月のピーク時には運用資産残高が約1700億ドルに達し、保有量は約136万BTCと流通供給量の約7%を占める規模に。

オンチェーンデータも底堅さを示している。

2025年を通じてビットコインは約340万の新規ウォレットを追加。

イーサリアムは約3100万の新規アドレスを追加しており、価格低迷下でもユーザー基盤の拡大が進んでいることがうかがえる。

マイニング企業の間では新たな収益源を模索する動きも活発だ。

Hive Digital Technologiesなどは既存の電力インフラを活用し、AI企業向けに高性能コンピューティング能力を提供する事業へと軸足を移しつつある。

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赤松 柊弥
Coinspeakerニュースライター 赤松 柊弥

2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。

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