ビットマインは12万6,971ETHを追加購入し、保有総額が554万ETHに達した。同社は、イーサリアム総供給量の5%保有を目指している。
暗号資産(仮想通貨)関連企業のBitmine(ビットマイン)は8日、12万6,971ETHを追加購入し、保有総額が554万ETHに達した。
イーサリアムの総供給量5%保有を目指す戦略
同社はイーサリアム(ETH)を主要な準備資産として位置づけている。
今回の追加購入で、保有するイーサリアムは554万3,872ETHとなった。これはイーサリアムの総供給量である1億2,070万ETHの約4.59%に相当する規模となる。
1ETHあたり1,630ドル(約26万800円)で計算すると、保有資産の価値は約90億ドル(約1兆4,400億円)に上る。同社は総供給量の5%を保有するという目標を掲げており、今回の購入で目標の約92%に到達した。
同社は数カ月にわたり、毎週数万ETH規模の購入を継続してきた。今回の購入は、2026年に入ってから最大規模の週間取得額となる。市場価格が下落する中でも、積極的に資産を蓄積する姿勢だ。
過去の報告を見ると、同社の保有量は2月に437万ETH、4月に498万ETHと順調に増加している。市場の変動に左右されず、長期視点で資産を拡大していることがわかる。
ステーキングによる収益化と市場への影響
同社は保有するイーサリアムのうち、約471万8,677ETHをネットワークにステーキングしている。年間で2億3,000万ドル(約368億円)から2億7,000万ドル(約432億円)の収益を見込んでいる。
単なる資産の保有にとどまらず、収益を生み出す仕組みを構築できている状態だ。
また、同社は独自のステーキングプラットフォームの開発も進めている。将来的には機関投資家向けのサービス展開も視野に入れており、同社の存在感はますます高まっている。
一方で、単一の企業が大量のイーサリアムを保有することに対する懸念の声もある。ネットワークの分散化やセキュリティにどのような影響を与えるか、市場関係者は動向を注視している。
同社はビットコイン(BTC)や現金なども保有しており、全体の資産総額は約96億ドル(約1兆5,360億円)に達している状況だ。
今後もイーサリアムを中心とした戦略を継続し、市場における影響力をさらに強めていくとみられる。また、今後のアルトコインシーズンの到来を見据えた動向にも注目が集まっている。
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