ブルームバーグのアナリストは、ライトコイン、リップル、ソラナの現物ETFが2025年末までに承認される確率を95%と予測。
ブルームバーグのアナリスト、ジェームス・セイファート氏とエリック・バルチュナス氏は1日、2025年末までに米国証券取引委員会(SEC)が複数の現物ETFを承認する確率予測を示した。
今回の予測では、リップル(XRP)、ソラナ(SOL)、ライトコイン(LTC)の現物ETFの承認確率は95%であるとした。また、ステーキング対応のソラナETFは今週開始される可能性がある予測している。
この予測は、2025年後半に新たなETFの波が来るとの期待に基づいている。
Here are mine and @EricBalchunas' most recent odds on spot crypto ETF approvals by the end of 2025. We expect a wave of new ETFs in this second half of 2025. pic.twitter.com/H3pxJhqMy3
— James Seyffart (@JSeyff) June 30, 2025
アルトコインETF承認に向けた期待
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)以外のアルトコインに対する機関投資家の関心が高まっており、ブルームバーグはLTC、XRP、SOLの承認確率を更新した。
特にソラナについては、ステーキング機能を持つ現物ETFが間もなく登場する可能性がある。
専門家は、早ければ2025年7月2日にも承認されると見ており、規制当局が新しい仕組みに前向きであることがうかがえる。
ソラナのステーキング付きETFが先例となれば、カルダノ(ADA)やポルカドット(DOT)、ドージコイン(DOGE)など、同様の仕組みを持つパッシブインカム型ETFの申請が続くことも期待される。
現在、グレイスケールやヴァンエック、ビットワイズなどの大手資産運用会社が、70件以上の暗号資産(仮想通貨)ETFの承認を待つ状況にある。
その中でもソラナの承認確率は最も高く、市場の注目を集めている。また、リップルは過去に法的な課題に直面したが、世界的な採用と流動性の高さがETFの成功要因と見なされている。
規制の進展
SECは現在、仮想通貨ETFの承認基準の合理化を検討していると報じられている。
この動きは、すでに承認されたビットコインETFの運用実績を踏まえたものと見られている。
市場操作を防ぐため、市場監視やカストディ体制の強化などが盛り込まれる見込みだ。
これらの措置が導入されれば、より広範なアルトコインETFの承認が加速する可能性がある。
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