コインベース、仮想通貨HYPEを上場ロードマップに追加

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米コインベースは29日、ハイパーリキッド(HYPE)を上場ロードマップに追加した。価格は一時9%以上上昇。

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは29日、ハイパーリキッド(HYPE)を上場ロードマップに追加した。

実際の取引開始時期については、マーケットメイクのサポート状況や十分な技術的インフラが整い次第、別途発表される予定だ。

ロードマップへの掲載は、同社がサポートを検討または計画しているトークンを開示するためのものであり、最終的な上場を確約するものではない。

なお、今回のロードマップ更新では、インフィネックス(INX)も対象に含まれていることが報じられている。

商品取引の拡大とトークン価格への影響

ハイパーリキッドは、仮想通貨市場で急速に注目を集めている分散型デリバティブ取引所だ。HYPEトークンはそのエコシステム内のネイティブユーティリティトークンとして機能している。

今回のロードマップ入りは、ハイパーリキッドがトークン化されたコモディティ(商品)取引へと戦略的に拡大している時期と重なる。

同プラットフォーム上の銀(シルバー)先物は、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)に次いで3番目に取引が活発な市場となっており、建玉は14億7000万ドルに達した。

この成長は、2025年10月に導入された「HIP-3」フレームワークによって促進されている。

HIP-3により、開発者は現実資産(RWA)や伝統的なコモディティの無期限先物を展開できるようになった。

プラットフォームは手数料収益の大部分を「アシスタンスファンド」を通じたHYPEトークンの買い戻しに充てている。このデフレメカニズムがトークン価格の上昇に寄与しているとの見方が強い。

市場の状況を見ると、コモディティ取引の増加に伴う手数料収入の増加が、トークンの買い戻しを誘発し、価格上昇に直結していることがわかる。

市場の反応と今後の展望

市場分析によると、HYPE価格は最近、銀や金市場での取引活発化を背景に25%以上急騰しており、特にUSDC建ての銀取引が活発だ。

競合する分散型取引所のトークンとは異なり、HYPEは現時点でバイナンスには上場していない。

2025年10月のアップグレード以降、ハイパーリキッドの累積取引高は240億ドルを超えている。

コインベースの発表は機関投資家の関心の高まりを示唆しているが、将来的なトークンのロック解除による変動リスクには注意が必要だ。専門家は、建玉や取引量の推移を注視するよう助言している。

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