
2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。
米暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースのVC部門コインベース・ベンチャーズは11日、The Open Networkのネイティブトークンであるトンコイン(TON)を取得することを明かした。
同社はTONエコシステムへの大きな信任投票として従来の株式取得ではなく、トークンを直接取得する形で参画した。
TON財団マニュエル・ストッツCEOによると、コインベース・ベンチャーズはTONトークンをメッセージアプリ大手テレグラムから直接購入した。
The Open Networkは、世界で10億人以上の月間アクティブユーザーを抱えるテレグラムのWeb3インフラを支えるブロックチェーンプラットフォームだ。
テレグラム内で決済やゲーム、NFTなどの分散型サービスを可能にし、他のプロジェクトが苦戦するユーザー獲得において既存の配布チャネルを持つという大きな利点がある。
一例として、クリッカーアプリのNotcoinはピーク時に65万人以上のユーザーを集めた実績がある。
しかし、TONのDeFiにおける預かり資産総額は、2024年1月の約8億ドルという高値から1億5248万ドルまで減少している。
コインベース・ベンチャーズは、セコイア・キャピタル、ベンチマーク、リビット・キャピタルといった株式ではなくTONを直接保有することを選択したVCグループに加わることになる。
業界アナリストは、TONのようなアルトコインに対する機関投資家の関心は市場の信頼性を高める可能性があると指摘。
TONは過去に規制上の課題に直面したが、それを乗り越え、テレグラムのプラットフォーム内でのDeFiやWeb3アプリケーションに焦点を当てることに成功している。
一方、7月にTON財団が最低4億ドルのTONを保有する専用の暗号資産財務会社を設立する計画があると報じており、エコシステムの長期的な安定化メカニズムとして機能する見込みだ。
現在トンコインの時価総額は約87億ドルで、仮想通貨ランキング26位に位置している。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。