マーキュリーは20日、運営するCoinTradeStakeでバイナンスコイン(BNB)のステーキング提供を開始した。国内業者として初の試み。
暗号資産(仮想通貨)企業マーキュリーは20日、同社が運営する「CoinTradeStake(コイントレードステーク)」でバイナンスコイン(BNB)の取り扱いを開始した。
同社によると、国内の仮想通貨交換業者としてBNBのステーキングサービスを提供するのは日本初となる。
国内初のBNBステーキング提供
CoinTradeStakeは、ユーザーがアプリから申し込むだけでステーキング報酬を得られるサービスだ。複雑なバリデーターの運用をユーザー自身が行う必要がなく、手軽に参加できる点が特徴となっている。
今回の追加により、同サービスでのステーキング対応銘柄は全15種類に拡大した。
なお、取引所である「CoinTrade(コイントレード)」全体では、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)をはじめ25種類の銘柄を取り扱っている。
BNBは、バイナンスが発行したBNBチェーンエコシステムのネイティブトークンだ。ネットワーク内の取引手数料やガバナンス、各種分散型金融などで広く利用されている。
マーキュリーは2025年6月にCoinTradeでBNBの現物取引を開始していた。当時からステーキングの導入を計画しており、今回その方針を実現した形だ。
次世代の資産運用としての仮想通貨
マーキュリーは仮想通貨を次世代の資産運用と位置づけている。単なる現物の保有にとどまらず、ユーザーが収益を得るための多様な選択肢を提供することを目指している。
2022年7月のCoinTradeStake開始以降、同社は着実にサービスを拡充してきた。
BNBは世界的に高い知名度と流動性を誇る銘柄だ。国内の規制下でグローバルなエコシステムに参加したいと考える投資家にとって、魅力的な選択肢となる。
国内でステーキングが可能になることで、海外プラットフォームを利用していたユーザーの取り込みも期待される。
サービスは日本の法律に基づく登録業者として提供される。社内の厳格なリスク評価や技術的な統合を経て、国内の規制ガイドラインに沿った形で実現した。
ユーザーはCoinTradeのアプリを通じて簡単にステーキングに申し込むことができる。集められたBNBは同社がまとめて運用し、規定に従って報酬が分配される仕組みだ。
初回のステーキング報酬は、2026年7月中旬頃に付与される予定となっている。
next