2020年よりブロックチェーン領域への投資をスタート。現在は「Coin Speaker」にて専属ライター兼暗号資産アナリストとして活動中。
米金融大手のゴールドマン・サックスは5日、暗号資産(仮想通貨)取引所大手のコインベースの投資判断を「中立」から「買い」に引き上げた。
同時に、これまで「買い」としていたイスラエル発のオンライン証券プラットフォームであるイートロの評価を「中立」に引き下げている。同行は2026年に向けて、ブローカーや仮想通貨関連企業に対して選択的に強気な姿勢を示した。
報道によると、同行はコインベースの目標株価を294ドルから303ドルへ引き上げた。これは現在の水準から30%以上の値上がり余地があることを示している。
一方で、イートロの目標株価は48ドルから39ドルへと下方修正された。
ゴールドマン・サックスは、コインベースの規模とブランド力が業界他社を上回る収益成長を牽引すると分析している。2027年までの年平均成長率は12%に達し、競合他社の8%を上回ると予測した。
特に注目点として、顧客獲得コストにおける構造的な優位性を挙げており、これが市場シェア拡大を後押しするとみている。
加えて、ブローカー業務や銀行サービス、資産管理、トークン化サービスといった新規事業の拡充が競争力を高めていると指摘した。
また、サブスクリプションおよびサービス事業は総収益の約40%を占めるまでに成長している。仮想通貨の用途拡大を背景に、この部門が収益の安定化と業績変動の抑制に寄与すると同行は予想している。
こうした見通しから、コインベースは成長期待の高い米国株銘柄として投資家の関心を集めている。
イートロの格下げについて、ゴールドマン・サックスは主要市場における競争激化を背景として挙げた。
同行は、競争の激化が顧客獲得コストの上昇や価格競争を招き、米国での事業拡大に影響を及ぼす可能性があると指摘している。
一方で、同行はロビンフッドやインタラクティブ・ブローカーズについては「買い」の評価を継続した。
仮想通貨セクター全体については、引き続き選別的に強気な見通しを維持した。こうした市場環境の変化を背景に、仮想通貨投資における銘柄選別の重要性がより高まっている。
仮想通貨市場が成熟段階に入る中、収益源の多角化や規制環境への適応力によって企業間の差が広がりつつある。
同行の分析では、コインベースが単なる取引所から多角的な金融プラットフォームへと進化している点が強調されている。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
2020年よりブロックチェーン領域への投資をスタート。現在は「Coin Speaker」にて専属ライター兼暗号資産アナリストとして活動中。