株式会社イオレ、年利13%の仮想通貨レンディングサービス開始

イオレは暗号資産レンディング「らくらく貯コイン」の事前予約を開始した。年利最大13%で、少額から運用可能。

赤松 柊弥 By 赤松 柊弥 黒川 理佐 Editor 黒川 理佐 Updated 1 min read
株式会社イオレ、年利13%の仮想通貨レンディングサービス開始

Key Notes

  • イオレが暗号資産レンディング「らくらく貯コイン」の事前予約を開始.
  • 基本年利8%、事前登録で最大13%のキャンペーンを実施.
  • ビットコイン保有も拡大中で「ネオクリプトバンク」構想を推進.

東証グロース市場に上場するイオレは25日、暗号資産(仮想通貨)レンディングサービス「らくらくちょコイン」の事前予約受付を開始した。

2026年1月下旬の正式リリースを予定。

約1万円相当から利用可能な少額対応と、事前登録者向けの年利13%キャンペーンが特徴となる。

約1万円から複利運用が可能

らくらくちょコインは、利用者が保有するビットコイン(BTC)などのおすすめ仮想通貨を貸し出し、期間に応じた貸借料を受け取る仕組み。

基本年利は8%に設定されているが、2025年12月25日から2026年1月25日までに事前登録した利用者には、2026年4月まで年利13%が適用される。

貸借料は毎月の残高に加算されるため、複利効果による資産形成が期待できる設計となっている。

預け入れから30日経過後はいつでも返還請求が可能で、7営業日以内に資産が返還される。

セキュリティ面では、米Fireblocks社の管理基盤を導入。

複数の提携先による分散運用を採用し、1機関あたりの預かり資産上限を設けることでリスク分散を図っている。

「Neo Crypto Bank構想」の第一歩

イオレは2025年8月に公表した中期経営計画で、暗号資産金融事業を成長領域に位置づけている。

今回のサービスは、同社が掲げる「Neo Crypto Bank構想」の具体的な第一歩となる。

同社はBTCの取得も積極的に進めており、12月26日時点で累計約113.64BTCを保有。

2026年3月期中に120億〜160億円規模のBTC取得を目指す方針で、取得した資産はレンディング運用に投入する計画だ。

将来的には、資産の保管・決済・運用機能を統合したWeb3スーパーアプリの開発も視野に入れており、2027年度のリリースを目指している。

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赤松 柊弥
Coinspeakerニュースライター 赤松 柊弥

2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。

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