カカオとサークル提携、韓国ウォン連動ステーブルコイン開発へ

2時間 ago by · 1 min read

韓国カカオグループは米サークルと提携し、ウォン連動型ステーブルコインや決済インフラの構築を検討する。

韓国のIT大手カカオグループは23日、米サークルと韓国ウォンに連動するステーブルコインの開発に向けた基本合意書を締結した。

ウォン連動型ステーブルコインの構築へ

両社はブロックチェーンを活用した決済インフラの構築を探求していく。今回の提携では、カカオトークを中心とした巨大なデジタル経済圏と、サークルのグローバルな決済網を組み合わせる。

具体的には、韓国ウォンに連動するステーブルコインのエコシステムを構築する計画だ。カカオペイの決済機能やカカオバンクの金融サービスを連携させ、利便性の高い基盤を作る。

また、USDCの統合やトークン化された金融サービスの導入についても検討を進める。国境を越えた海外送金や、加盟店での精算プロセスを大幅に効率化する狙いがある。

既存の銀行システムとブロックチェーン技術を接続し、他の国内企業も利用できる開かれた金融ネットワークの提供を目指す。

規制整備を見据えた戦略的提携

今回の基本合意は、事業の実現可能性や技術的な課題を洗い出すための試験的な位置づけだ。具体的なステーブルコインの発行モデルや、サービスの開始時期などは現時点で決まっていない。

今後の協議を通じて、詳細な仕様や手数料の仕組みなどを慎重に詰めていく方針だ。

韓国では現在、暗号資産(仮想通貨)やステーブルコインに関する包括的な法整備が進められている。両社は新たな規制の枠組みが確定する前に、技術的な準備と法令遵守の体制を整える構えだ。

サークルの幹部は、各国の法定通貨をグローバルなデジタル金融網に接続することが通貨主権の保護につながると強調している。

同日には、韓国の金融アプリ大手トス(Toss)もサークルと同様の基本合意書を締結したと発表した。生体認証を用いた決済システムと仮想通貨の統合などを検証していくという。

複数の大手プラットフォームが相次いでインフラ構築に動いており、韓国市場におけるデジタル決済の普及が今後さらに加速しそうだ。

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