資産運用会社21シェアーズが、セイの現物ETFを米SECに申請。アルトコインETFの承認競争が激化する中、ステーキングも視野に入れる。
アルトコインETF、申請ラッシュの背景
21シェアーズが申請したセイの現物ETFは、レバレッジやデリバティブを使わず、SEIの価格に連動するよう設計されている。 資産価値は複数の取引所価格を基に算出している。 この動きは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)に続く現物ETF承認を目指す広範なトレンドの一部だ。 ヴァンエック、ビットワイズ、グレイスケールなどの資産運用会社が、ソラナ(SOL)のETFを申請している。 他の企業もリップル(XRP)やカルダノ(ADA)のETFを計画中だ。 市場アナリストは、これらの申請が90%以上の確率で承認されると予測している。 この背景には、2024年のビットコイン現物ETF承認以降、SECが仮想通貨関連の金融商品に対して柔軟な姿勢を見せ始めたことがある。 21シェアーズは、ビットコインとイーサリアムのETFで実績があり、今回の申請でアルトコインETF市場に本格的に参入する。 申請書類では、規制上・税務上の問題がなければ、ステーキングによる報酬獲得も検討されている。 しかし、現時点では未承認で、法的に許可された場合のみ実施する方針だ。アルトコイン関連ニュース
Maxi Doge(MAXI)は17日間でプレセール100万ドルを達成。アルトコイン市場の停滞期を逆手に取り、次のバブルに向けた基盤を固めている。ミームコインだが、1000倍レバレッジの挑戦的な目標を掲げ、マーケティングに40%を割り当てる戦略で注目を集める。ドージコイン(DOGE)のゴールデンクロス形成も追い風。監査済みの安全なプラットフォームで、年率352%のステーキングも可能だ。
BitMEXのアーサー・ヘイズ共同創業者は28日、2028年までにEthena(ENA)が51倍、Ether.fi(ETHFI)が34倍、ハイパーリキッド(HYPE)が126倍に上昇するという大胆な予測を公開した。彼の分析の背景には、米国のGENIUS法に代表される規制環境の改善と、流動性の高いステーブルコイン市場の拡大がある。これらが合わさり、機関投資家を巻き込む新たな強気相場が始まると指摘した。
スイがAIコーディングアシスタント公開
高性能レイヤー1ブロックチェーンのスイ(SUI)は27日、アリババクラウドと提携し、AI搭載のコーディングアシスタントを公開した。これは、習得が難しいとされるプログラミング言語Moveの開発ハードルを下げることを目的としている。多言語に対応することでアジアの開発者層を狙う戦略的な一手だ。この発表を受け、SUIトークン価格は2.1%上昇した。
予測市場プラットフォームPolymarketの元スタッフは27日、新会社The Clearing Companyを設立し、1500万ドルのシード資金調達を完了した。Union Square VenturesやCoinbase Venturesらが参加。同社は、選挙やスポーツなど現実世界の出来事を予測する市場を構築し、規制を遵守しながら個人投資家がアクセスしやすいプラットフォームを目指す。