仮想通貨取引所バイナンスは12日、ユーザー保護基金「SAFU」の資産をステーブルコインからビットコインへ転換完了した。
透明性と長期的価値を重視した戦略
SAFUは2018年7月に設立された緊急時の保険基金だ。予期せぬハッキングやシステム障害からユーザーを保護するため、プラットフォームで発生する取引手数料の10%を積み立てている。 これまで基金の多くはステーブルコインで運用されていたが、バイナンスは方針を転換した。 背景には、ステーブルコインの準備金に対する懸念やリスクへの指摘がある。対してビットコインは、オンチェーンでの透明性が高く、長期的な準備資産として適しているとの判断だ。 コミュニティからのフィードバックもこの決定を後押ししており、同社はビットコインを「主要な長期的準備資産」と位置づけている。 取得は5回に分けて行われ、価格が7万7000ドルから7万ドルの範囲で推移する中で慎重に実行された。 ステーブルコインへの依存度を下げ、より分散化された資産へ移行することで、ユーザー保護の基盤を強化する狙いがある。 また、暗号資産(仮想通貨)市場はボラティリティが激しいため、バイナンスは基金の価値維持に向けた新たな枠組みも導入した。 SAFUの評価額が8億ドルを下回った場合、自動的にビットコインを買い増し、10億ドルの規模を回復させる仕組みだ。その他の仮想通貨ニュース
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