Cboeは、ビットコインとイーサリアムの連続先物を2025年11月に開始する。米国の規制下で、永久先物のような長期保有機能を提供。
永久先物のような機能を提供
従来の先物契約は、満期が近づくと定期的なロールオーバー(乗り換え)が必要だったが、Cboeの連続先物は10年の満期を持つ単一の長期契約として設計されている。 これにより、トレーダーはポジション管理を大幅に簡素化できる。 公式発表によると、この契約は現金決済型だ。透明性の高い資金調達率の方法論を用いて日々の現金調整を行い、リアルタイムでBTCとETHの現物市場価格と連動する仕組みだ。 CBOEのデリバティブ部門グローバルヘッド、キャサリン・クレイ氏は、この商品が「海外市場で普及した永久先物のような実用性」を米国のトレーダーに提供すると述べた。 主な対象は機関投資家、既存のCFE顧客、そして規制された枠組みで暗号資産(仮想通貨)デリバティブへのアクセスを求める個人トレーダーだ。ビットコイン/イーサリアム関連ニュース
新アルトコインHYPER、先行トークン販売で1460万ドルを調達
新しい仮想通貨であるBitcoin Hyper(HYPER)が、先行トークン販売で1460万ドルを調達し、大きな期待を集めている。このプロジェクトは、ビットコインが抱える取引速度やスケーラビリティの問題を解決するため、ソラナ仮想マシン(SVM)を導入し、高速な処理能力とスマートコントラクト機能の実現を目指している。
コンヴァノ、200億円のビットコイン購入を決議
日本のネイルサロンを運営するコンヴァノが、長期財務計画の一環として200億円相当のビットコイン購入を決定した。この購入は、2027年3月までに21,000BTCを保有する目標の第一段階だ。日本円の変動やインフレ懸念など、マクロ経済状況への対応が背景にある。
メタプラネット、海外公募で2,000億円超を調達へ
東証上場のメタプラネットが、海外公募により約2,129億円の資金調達を発表した。調達資金はビットコインの追加購入と、円安・インフレリスクへのヘッジに利用される。この増資により、同社は世界で6番目に大きなビットコイン保有企業となる見込みだ。
香港HashKeyグループ、5億ドル規模のデジタル資産ファンド設立
香港のHashKey Groupが、5億ドル規模のデジタル資産ファンドDATを立ち上げた。このファンドは機関投資家向けで、当初はビットコインとイーサリアムの価格パフォーマンスに連動する運用に焦点を当てる。パッシブなETFとは異なり、デジタル資産戦略を展開するプロジェクトや企業に投資するアクティブな運用を目指す。
ETH保有企業シャープリンク、15億ドルの自社株買いを開始
シャープリンクが15億ドル規模の自社株買い戻しプログラムを開始し、初回で約1,500万ドル分を取得した。同社は36億ドル相当のイーサリアムを保有しており、そのステーキング収益などが買い戻しの資金源となる。自社株価が保有イーサリアムの純資産価値を下回っており、買い戻しが株主価値向上に繋がると判断した。