2020年よりブロックチェーン領域への投資をスタート。現在は「Coin Speaker」にて専属ライター兼暗号資産アナリストとして活動中。
テスラ社のイーロン・マスクCEOは11月30日、インドの起業家ニキル・カマス氏とのインタビューで、ビットコイン(BTC)の価値の源泉について語った。
マスク氏は「エネルギーこそが真の通貨だ」と述べ、ビットコインがエネルギーに基づいていると強調した。同氏は、エネルギーを法律で制定して生み出すことはできないと説明している。
エネルギーを生成し、有用な仕事のために活用することは非常に困難だという。この視点は、膨大な電力を必要とするビットコインのマイニングプロセスに直接結びついている。
マイニングでは、コンピューターが暗号パズルを解くことでネットワークを保護し、新しいコインを発行する。マスク氏は、法定通貨は歴史上のあらゆる政府が偽造してきたが、エネルギーは偽造不可能だと指摘した。
今回の発言は、2021年に環境への懸念からテスラでのビットコイン決済を停止した際とは異なる姿勢を示している。マイニング業界では再生可能エネルギーの採用が進んでいるが、一部で化石燃料への依存も残る。
マスク氏の主張は、よりクリーンなエネルギー採用に向かう業界のトレンドと一致しているようだ。また、同氏は自身の政府効率化省(DOGE)イニシアチブについても言及し、活動が継続していることを認めた。
この名称から、イーロンマスク氏とドージコインの関係性が再び取り沙汰されている。
DOGEイニシアチブのウェブサイトでは約2140億ドルの節約を主張している。一部のアナリストはこの数字について、実際の削減額ではなく契約の最大値を計算している可能性があると指摘した。
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2020年よりブロックチェーン領域への投資をスタート。現在は「Coin Speaker」にて専属ライター兼暗号資産アナリストとして活動中。