米国発、イーサリアム現物ステーキングETF「ESK」開始間近か

Rexシェアーズが、米国初のイーサリアム現物とステーキングを組み合わせた「ESK」を間もなく発売。金融とDeFiの融合目指す。

赤松 柊弥 By 赤松 柊弥 黒川 理佐 Editor 黒川 理佐 Updated 1 min read
米国発、イーサリアム現物ステーキングETF「ESK」開始間近か

Rexシェアーズは23日、米国初となるイーサリアム(ETH)現物保有とステーキング報酬を組み合わせた、REX-Osprey ETH + Staking ETF(ESK)の開始が近いと明かした。

同ファンドは単一のETF内でETH現物エクスポージャーとステーキング報酬の両方を提供する米国初の商品となる。

Rexシェアーズとオスプレイファンドの共同開発によるESKは、投資家がイーサリアムを保有しながら同時にステーキング報酬を獲得できる革新的な仕組み。

従来の暗号資産(仮想通貨)ETFが価格追跡のみに焦点を当てる中、ESKは現物保有とステーキング参加を統合した新しいアプローチを提示する。

技術的知識不要でステーキング参加可能

ESKは投資家がウォレット管理やノード運営の技術的知識なしに、イーサリアムの価格変動益とステーキング報酬の両方を享受できる設計となっている。

従来、イーサリアムのステーキングには複雑な技術的プロセスが必要だったが、ESKを通じて一般投資家も規制されたETF形式で簡単にアクセス可能となる。

ステーキング報酬は自動的にETFのパフォーマンスに反映され、投資家の追加作業は不要となる。

年間経費率は1.28%に設定されており、運用手数料0.75%を含む構成。

カストディサービスはAnchorage Digitalが担当し、連邦認可を受けた唯一の銀行としてステーキングサポートを提供する。

イーサリアム関連ニュース

Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。

イーサリアムニュース, ニュース
赤松 柊弥

2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。

Related Articles