グレイスケール、チェーンリンクETFを申請|アルトコイン速報

Updated on Sep 9, 2025 at 4:21 am UTC by · 1 min read

資産運用大手グレイスケールがチェーンリンク(LINK)現物ETFの転換をSECに申請。アルトコインETF市場への参入を本格化させ、関心を集める。

資産運用大手のグレイスケールは8日、同社が運営するチェーンリンク・トラストを現物上場投資信託(ETF)に転換するため、米証券取引委員会(SEC)に申請した。 承認されれば、このETFはニューヨーク証券取引所(NYSE)ArcaにティッカーシンボルGLNKで上場する見込みだ。 今回の申請は、グレイスケールがビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)に加え、他の仮想通貨へと戦略を拡大する中で行われた。 同社はアバランチ(AVAX)、ドージコイン(DOGE)、ライトコイン(LTC)、ソラナ(SOL)、リップル(XRP)のETF転換も同時に進めている。

チェーンリンクETFの詳細

今回の申請は、米国市場で初めてアルトコインのチェーンリンク(LINK)を基盤とするETFの申請となる。 届出書には「この提案は規制上の記録を作成するものであり、SECの承認や特定のタイムテーブルを意味するものではない」と記されている。 転換元となるグレイスケール・チェーンリンク・トラストは、現在約2,900万ドルの資産を管理している。 ファンドのカストディアンは、引き続きコインベース・カストディ・トラスト・カンパニーが務める。 この申請は、ETF化に必要な2番目の公式文書であり、事前の協議プロセスに続くものだ。 このETFが実現すれば、従来の投资家はSECの監督下でLINKトークンの価格パフォーマンスに連動する規制された金融商品にアクセスできるようになる。 これにより、暗号資産(仮想通貨)を直接保有することなく、チェーンリンクの価格変動へのエクスポージャーを得ることが可能になる。

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