アルトコイン速報|ハイパーリキッド、8月に最高収益を記録

DeFiプラットフォームのハイパーリキッドは、8月の月間収益が過去最高の1億600万ドルに達した。アルトコイン市場で注目を集めている。

宇城 良 By 宇城 良 黒川 理佐 Editor 黒川 理佐 Updated 1 min read
アルトコイン速報|ハイパーリキッド、8月に最高収益を記録

Key Notes

  • ハイパーリキッドの8月収益は前月比23%増の1億600万ドルで過去最高を記録した.
  • 独自のブロックチェーンHyperEVMによる高速・低コストな取引が成長を牽引し、市場シェア約70%を占めている.
  • 一部アルトコイン市場での価格操作問題も発生したが、対策を導入。今後の成長持続性が課題となっている.

DeFiプラットフォームのハイパーリキッド(HYPE)は2日、8月の月間収益が過去最高の1億600万ドルに達したことが明らかになった

これは7月の8660万ドルから23%の増加となる。

データ分析サイトDefiLlamaによると、この記録的な収益は、同月の取引高が約4000億ドルに迫ったことが主な要因だ。

一部の報告では、月間取引高は3830億ドルに達したとされている。

同プラットフォームは設立以来の累計取引高が2兆ドルを突破しており、アルトコイン市場で注目を集めている。

ハイパーリキッドのチャート 20250903

成長を支える独自技術、アルトコイン市場での優位性

独自開発のレイヤー1ブロックチェーンHyperEVMによって、ハイパーリキッドは高い処理能力と低コスト取引を実現し、1日80億ドル以上の取引を処理する。

その結果、分散型無期限契約取引プラットフォーム市場で約70%のシェアを占め、圧倒的な優位性を築いている。

機関投資家からの関心も高く、21Sharesがスイス証券取引所でハイパーリキッドのETPをローンチした。

一方で、8月に発生した市場操作事件を受け、価格上限設定や外部データの統合といったアップデートを実施した。

これにより、開発チームはプラットフォームの信頼性向上に努めている。

アルトコインのHYPEは、この期間に大きく価格を上昇させ、最高値の51.17ドルを記録した。

これは、収益の一部をトークン買い戻しに充てるアシスタンス・ファンドが価格を後押ししたためだ。

同ファンドの保有HYPEトークンは8月末に2980万トークンまで増加し、その価値は15億ドルを超えている。

今後の成長は、技術的優位性を維持しつつ需要に対応できるかにかかっている。

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宇城 良

仮想通貨ライター。取引歴5年、ブロックチェーン技術の解説から市場分析、DeFi・NFTの最新動向までカバーします。複雑なトピックを分かりやすく解説し、皆様の的確な意思決定をサポートします。

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