アルトコイン速報|ハイパーリキッド、8月に最高収益を記録

Updated on Sep 3, 2025 at 7:02 am UTC by · 1 min read

DeFiプラットフォームのハイパーリキッドは、8月の月間収益が過去最高の1億600万ドルに達した。アルトコイン市場で注目を集めている。

DeFiプラットフォームのハイパーリキッド(HYPE)は2日、8月の月間収益が過去最高の1億600万ドルに達したことが明らかになった。 これは7月の8660万ドルから23%の増加となる。 データ分析サイトDefiLlamaによると、この記録的な収益は、同月の取引高が約4000億ドルに迫ったことが主な要因だ。 一部の報告では、月間取引高は3830億ドルに達したとされている。 同プラットフォームは設立以来の累計取引高が2兆ドルを突破しており、アルトコイン市場で注目を集めている。

成長を支える独自技術、アルトコイン市場での優位性

独自開発のレイヤー1ブロックチェーンHyperEVMによって、ハイパーリキッドは高い処理能力と低コスト取引を実現し、1日80億ドル以上の取引を処理する。 その結果、分散型無期限契約取引プラットフォーム市場で約70%のシェアを占め、圧倒的な優位性を築いている。 機関投資家からの関心も高く、21Sharesがスイス証券取引所でハイパーリキッドのETPをローンチした。 一方で、8月に発生した市場操作事件を受け、価格上限設定や外部データの統合といったアップデートを実施した。 これにより、開発チームはプラットフォームの信頼性向上に努めている。 アルトコインのHYPEは、この期間に大きく価格を上昇させ、最高値の51.17ドルを記録した。 これは、収益の一部をトークン買い戻しに充てるアシスタンス・ファンドが価格を後押ししたためだ。 同ファンドの保有HYPEトークンは8月末に2980万トークンまで増加し、その価値は15億ドルを超えている。 今後の成長は、技術的優位性を維持しつつ需要に対応できるかにかかっている。

アルトコイン関連ニュース

 
宇城 良
Bitcoin Hyperの潜在力

注目のアルトコインBitcoin Hyperはこのほど、プレセールで1300万ドル超の資金を調達した。ビットコインのレイヤー2ソリューションとして開発され、ソラナ仮想マシンを活用し、高速・低手数料な取引を実現する。アナリストは2025年末までに0.21ドル、2030年までに1.90ドルへの価格上昇を予測。プレセール参加者は、上場価格の0.0425ドルで大きな利益を得る可能性がある。高リスク高リターンだが、ポートフォリオに組み込む価値のある新興プロジェクトだ。

宇城 良
アルトコインETFの申請ラッシュ

資産運用会社21シェアーズは28日、高速取引に特化したブロックチェーンのセイのネイティブトークン、SEIの現物ETFを米SECに申請した。このETFは、SEIの価格に直接連動するよう設計されている。同様に、複数の資産運用会社がソラナ(SOL)などのアルトコインETFを申請しており、市場アナリストは90%以上の確率で承認されると予測。2024年のビットコインETF承認を受け、米SECが仮想通貨関連商品への姿勢を柔軟にしたことが背景にある。

宇城 良
ビットメックス共同創業者ヘイズ氏、2028年までの強気相場を予測

ビットメックスのアーサー・ヘイズ共同創業者は8月28日、自身のブログで2028年までの暗号資産市場を予測した。世界的な流動性増加と金利低下を背景に、特にEthena(ENA)、Ether.fi(ETHFI)、そしてハイパーリキッドの3つのアルトコインが驚異的な成長を遂げると分析。それぞれ51倍、34倍、126倍の上昇を予測した。また、規制の進展やイーサリアム(ETH)の技術発展を挙げ、次の市場サイクルは機関投資家主導になるとの見解を示した。

分散型取引所ハイパーリキッドの快進撃

分散型デリバティブ取引所ハイパーリキッドは8月27日、独自トークンHYPEが50ドルを突破し史上最高値を更新した。プラットフォームの収益も記録的な水準にあり、7月は8650万ドル、8月は9700万ドルを記録。ヴァンエックによると、7月のブロックチェーン全体の収益の35%を占めた。高い処理能力と独自のトークン経済モデルが成長を支え、特に取引手数料の92〜97%がHYPEトークンの買い戻しに充てられる仕組みが価格を押し上げている。

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