Revolut、ETH系Polygonと提携しステーブルコイン送金に対応

RevolutがPolygonと提携し、アプリ内でのステーブルコイン送金と仮想通貨機能を強化。イーサリアム技術で高速・低手数料の取引を実現。

星 瑞希 By 星 瑞希 黒川 理佐 Editor 黒川 理佐 Updated 1 min read
Revolut、ETH系Polygonと提携しステーブルコイン送金に対応

欧州の大手フィンテック企業Revolutは18日、イーサリアムのスケーリングネットワークであるPolygonとの提携を発表した。これにより、Revolutアプリを通じた暗号資産(仮想通貨)の送金とステーブルコイン決済が可能になる。

Revolutは欧州38カ国で6500万人のユーザーを抱える欧州最大のネオバンクである。

Polygon Labsの18日の公式発表によると、今回の提携拡大により、2025年11月時点でPolygonのブロックチェーンインフラを通じて6億9000万ドル以上の取引が処理された。

Revolutアプリで実現する新たな仮想通貨体験

この統合により、Revolutユーザーはアプリを通じてUSDCやUSDTといったステーブルコインをほぼ瞬時に、最小限のガス代で送受信できるようになった。

プラットフォームは現在、仮想通貨取引、PolygonのネイティブトークンであるPOLのステーキング、Revolut Rampを介した法定通貨から仮想通貨への交換をサポートしている。

Revolutの広報担当者はCoinDeskに対し、「これらの資産がRevolut内でPolygon上で利用可能になるのは初めてであり、ユーザーが実際に送受信できるのも初めてだ」と述べた。

今回の統合は、ネットワーク容量とスケーラビリティを強化したPolygonのRioアップグレードを活用している。規制を遵守しながら、Revolutの伝統的な金融インターフェース内でシームレスなブロックチェーン機能が実現した。

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星 瑞希

2020年よりブロックチェーン領域への投資をスタート。現在は「Coin Speaker」にて専属ライター兼暗号資産アナリストとして活動中。

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