米リップルはGTreasuryと共同で Ripple Treasuryを稼働開始。現金とデジタル資産の統合管理による24時間流動性とコスト削減を実現する。
24時間稼働で資金効率を最大化
Ripple Treasuryの最大の特徴は、24時間365日の流動性管理機能だ。従来の銀行営業時間では、夜間や週末に資金を動かせず、アイドル資金の運用機会が制限されていた。 新システムではこれを解消し、必要な時に必要な場所へ即座に資金を移動できるようになる。 クロスボーダー決済で通常必要だった事前資金(プレファンディング)の準備も不要となり、リアルタイムで海外送金が可能だ。 これにより、為替コストの削減や複数銀行との契約維持にかかる手間の軽減も期待でき、企業の財務戦略は従来以上に柔軟かつ効率的に運用できる。 GTreasuryが培った40年の企業財務ノウハウと、リップルのブロックチェーン技術が統合されることで、現金・トークン化資産・リアルタイム決済が共存する未来型の財務管理環境が実現する。 ステーブルコインや中央銀行デジタル通貨(CBDC)にも対応しており、国際取引や新たなデジタル金融エコシステムへの迅速な対応が可能で、グローバルな資金運用やデジタル資産活用を戦略的に行いやすい点も大きな魅力だ。リップル関連ニュース
米リップルは26日、サウジアラビアのフィンテック企業Jeelと戦略的提携を締結し、同国の金融インフラ高度化に向けた実証実験を開始した。両社は国際送金の効率化、デジタル資産管理、金融資産のトークン化の3分野で共同研究を進め、低コストで透明性の高い決済や、規制に準拠したカストディ技術の検証を行う。実証はJeelが提供する規制サンドボックス環境で実施され、国家戦略「ビジョン2030」に沿った金融近代化を支援する。なお、本提携はリップル(XRP)導入や投資を目的としたものではなく、企業向けブロックチェーン活用の検証に主眼を置く。
Ripple TreasuryにはAIを活用した予測分析やリアルタイム照合機能が搭載され、財務チームは将来のキャッシュフローを正確に予測し、戦略的意思決定が可能となる。リップルは過去3ヶ月でエンジニアを倍増させ、Solvexia買収で照合機能を強化。さらにルクセンブルクでEMIライセンスを取得し、EU内を含む75以上の管轄区域で金融機関向け決済インフラを提供する体制を整えている。28日のライブセッションでは、導入事例や既存システムとの統合方法も公開される予定である。
