ソラナを基盤とする暗号資産商品に176億円規模の流入が発生し、年初来で10億ドル超となった。10週連続の流入は機関の関心の高さを示す。
10週連続で資金流入
ソラナ関連商品は、10週連続で資金流入を維持しており、主要アルトコインの中で目立つ結果となった。 特に、REXシェアーズのソラナステーキングETF(SSK)は好調で、8月17日だけで1,300万ドル、翌18日にも740万ドルが流入し、2日間で2,040万ドルを集めた。 このETFは、日次取引高でも6,600万ドルを超え、過去最高を更新した。 一方でソラナの価格は、181.25ドルまで下落し、24時間で6.4%のマイナスとなっている。ソラナ関連ニュース
新興レイヤー2プロジェクトHYPER、プレセール調達額が1030万ドルに
ビットコインのレイヤー2ソリューションBitcoin Hyper(HYPER) が先行販売で1,030万ドルを調達し、エコシステム拡大への期待が高まっている。同プロジェクトは、ビットコインのスケーラビリティ問題解決を目的としている。ソラナ仮想マシン(SVM)も活用することで、ネットワークの拡張性も兼ね備えている。
スイスSPAR、全国で仮想通貨決済をスタート
SPARスイスが全国の店舗で仮想通貨決済を導入。バイナンスペイとDFX.swissと提携し、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、ソラナなど100種類以上の通貨に対応。決済は即時スイスフランに換算され、店舗は価格変動リスクを負わない。
SEC、ビットワイズと21シェアーズのソラナETF判断を延期
米SECは、ビットワイズと21シェアーズのソラナETFの最終判断を10月16日まで延期した。延期理由はステーキングや商品構造に関する複雑さへの精査とされる。価格は一時下落したが、強い市場需要と長期的な承認期待が維持されている。
ソラナの新技術Alpenglow、ガバナンス投票へ移行
ソラナの新プロトコルAlpenglowが17日にガバナンス投票段階へ移行。取引最終確定時間を12.8秒から約150ミリ秒へ短縮する仕様。投票結果はエポック840から842で決定し、承認には3分の2の賛成が必要。
ソラナ、秒間10万件のトランザクションを記録
ソラナが、毎秒107,664件の取引処理で新記録を達成。独自のProof of HistoryとSealevelランタイムが性能を支える。将来のアップグレードで「Web2水準」の処理速度を目指す。