米資産運用会社、「夜間のみ」運用するビットコインETF申請

Updated on Dec 11, 2025 at 5:21 am UTC by · 1 min read

Tidal Trust IIは、米国市場の取引時間外のみビットコインを保有するETFをSECに申請。日中は米国債で運用し、夜間の価格上昇を狙う戦略。

資産運用会社のTidal Trust IIは9日、米国市場の取引時間外に特化してビットコイン(BTC)を保有する新たなETFの登録届出書を米証券取引委員会(SEC)に提出した。

夜間のみビットコインを保有

提出された書類によると、この新しいファンドは「Nicholas Bitcoin and Treasuries AfterDark ETF」と名付けられている。 最大の特徴は、米国株式市場の取引時間外のみビットコインを保有する点にある。 具体的には、米国市場が閉まっている夜間にビットコインへのエクスポージャーを持ち、市場が開いている日中は米国債を保有する戦略をとる。 これにより、日中の株式市場のリスクを回避しつつ、夜間のビットコインの値動きを捉える狙いだ。 運用にはビットコイン先物や関連ファンドが活用される予定となっている。 ファンドは米国市場の取引終了時にこれらの金融商品を購入し、翌日の市場開始直後に売却する手法を採用するという。 現在市場で主流となっている現物ビットコインETFは、24時間継続してビットコインを保有し続ける仕組みだ。 これに対し、今回の提案は特定の時間帯に焦点を絞る点で大きく異なり、既存の商品とは一線を画している。

12月11日の仮想通貨ニュース

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黒川 理佐

TRUMPミームコイン、モバイルゲームを発表

ミームコインTRUMPが、モバイルゲーム「Trump Billionaires Club」を発表し、トークンの実用化を目指す。ゲーム内ではTRUMPトークンが使用され、賞金総額は100万ドル(約1億5700万円)に上る。時価総額がピーク時から大幅に減少する中、実用性を提供することで市場の関心を再燃させる狙いがある。

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シルクロード関連のウォレットが、10年ぶりに稼働し約4億9300万円相当が移動。送金先は未知のアドレスであり移動の正確な理由は現時点で不明。関連ウォレットには依然として約64億8400万円相当のビットコインが残存。

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SpaceX、IPO準備中にビットコイン148億円を移動

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黒川 理佐

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Solv ProtocolとAnimoca Brands Japanが提携し、機関投資家向けBTC利回りサービスを拡大する。単なる保有から能動的な運用へ転換し、企業のビットコイン資産の収益化を支援する狙いがある。日本の規制緩和や低金利環境を背景に、安全かつコンプライアンスに準拠した運用手段を提供する。

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