メタマスクは、アプリ内でトークン化された米国株やETFの取引機能の提供を開始。テスラやアップルなどの銘柄が売買可能になる。
大手暗号資産(仮想通貨)ウォレットのメタマスクは4日、Ondo Financeとの提携を通じて、トークン化された米国株などの取引機能の提供を開始した。
アプリ内で米国株やETFの売買が可能に
今回の統合により、米国外の適格ユーザーはメタマスクのモバイルアプリを通じて、トークン化された資産を直接購入や保有ができるようになった。
対象となる資産には、イーロン・マスク氏率いるテスラ、エヌビディアやアップルといった主要な米国株が含まれる。
また、金や銀などのコモディティETFや、ナスダック100に連動するQQQなども取り扱われ、合計で200種類以上の銘柄が用意されている。
ユーザーは24時間体制で資産の転送が可能であり、取引は週5日の市場稼働に合わせて行われる。
各トークンは実際の米国株など証券によって法的に裏付けられており、Ondo Financeが提供するコンプライアンスを重視した枠組みによって管理される。
同社のインフラは2025年9月の立ち上げ以来、累積取引高が75億ドルを超えているという。
Tokenized US stocks and ETFs are now LIVE in MetaMask.
Markets are moving onchain, thanks to @OndoFinance. 🧵👇 pic.twitter.com/1hh979VEo6
— MetaMask 🦊 (@MetaMask) February 3, 2026
伝統的金融とブロックチェーンの架け橋へ
この新機能は、メタマスクを単なる仮想通貨ウォレットから総合的な資産管理ツールへと進化させる狙いがある。
メタマスクは最近、アプリ内に予測市場大手ポリーマーケットや分散型デリバティブ取引ハイパーリキッドの統合も実施している。
コンセンシスのジョー・ルービンCEOは、仲介者を介さずに仮想通貨と伝統的資産を行き来できるモデルの重要性を強調した。
今回の新機能以外にも、トークン化された株式を用いた無期限先物取引プラットフォーム「オンドパープス」などもあわせて提供される予定だ。
さらに、米国での新規株式公開(IPO)へのアクセスを即座に提供する「オンドグローバルリスティング」も公開された。
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