マイクロストラテジー、約525億円でビットコインを追加購入

Updated on 8月 26, 2025 at 8:21 pm UTC by · 1 min read

マイクロストラテジーがビットコインの買い増しを継続。今回の購入で、保有総額は6兆8,400億円、平均取得単価は1,081万円となった。

マイクロストラテジーは24日、約525億円を投じて3,081ビットコイン(BTC)を追加購入した。

今回の購入は1BTCあたり平均約1,703万円で行われ、同社のビットコイン保有総量は63万2,457BTCに達した。

この積極的な買い増し戦略は、ビットコインが一時的に価格を下落させたタイミングで実行された。

ビットコインの積極的な買い増し戦略とその影響

マイクロストラテジーのマイケル・セイラー執行会長がX(旧ツイッター)で今回の購入を発表した。

購入資金は、最近のの暗号資産(仮想通貨)増資で調達した普通株と優先株による約525億円とみられる。

同社は7月に3万BTC以上を買い増ししたが、8月は3,666BTCの購入にとどまっており、市場の変動に対応しつつ、より慎重な戦略に移行したことが示唆される。

この発表後、ビットコインの取引高は急増し、市場では「押し目買い」が活発化した。マイクロストラテジーの動向は、市場全体のセンチメントに大きな影響を与えている。

ビットコインの価格動向とマイクロストラテジーの信念

今回の購入は、ビットコインが一時1,646万円まで下落したタイミングで行われ、市場のボラティリティを戦略的な購入機会と捉えた形だ。

マイクロストラテジーは2025年の業績目標を上方修正し、ビットコインの利回り目標を25%から30%に、利益目標を200億ドルに引き上げている。

セイラー氏は「永久に買い続ける」という哲学を掲げており、短期的な価格変動に左右されず、ビットコインを主要な準備資産と見なす姿勢を貫いている。

同社は今や、発行済みビットコイン総量の約3%を保有する最大の法人保有者だ。

その動向は、同社を単なるソフトウェア企業から「ビットコインの代理株」へと変貌させ、市場の評価基準や投資家層に変化をもたらしている。

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