シャープリンク、イーサリアム週間購入量で最高値を更新

On 7月 23, 2025 at 1:11 pm UTC by · 1 min read

SharpLink Gamingのイーサリアム週間購入量は79,949 ETHとなり、7日から13日の間に記録した74,656 ETHを上回った。

世界最大のイーサリアム(ETH)保有企業SharpLink Gamingは14日から20日にかけて、ETHの保有量を29%増加させ、合計360,807 ETHに達した。

今回の週間購入量は79,949 ETHとなり、7日から13日の間に記録した74,656 ETHを上回り、同社にとって過去最大の購入となった。

ETHの平均取得価格は1トークンあたり3,238ドル、総額は約2億5,800万ドルにのぼる。

イーサリアムを主要準備資産とする企業戦略

SharpLink Gamingは、長期的な成長のためにブロックチェーン基盤を活用するべく、イーサリアムを主要な財務準備資産として採用している。

資金調達の面では、2025年7月上旬にAt-The-Market(ATM) ファシリティを通じて4億1,300万ドルを調達した。7月20日時点で、将来のETH購入のために約9,660万ドルの資金が残っている。

また同社は、イーサリアムのプルーフ・オブ・ステーク(PoS)ネットワークにも積極的に参加し、2025年6月2日以来ステーキング報酬として567 ETHを獲得している。

この戦略の有効性を示す独自の指標である希薄化後株式1,000株あたりのETH保有量は3.06に急増し、戦略開始以来53%の増加を記録した。

規制の明確化が追い風に

この動きの背景には、規制環境の変化がある。トランプ大統領によるGenius Actの署名により、デジタル資産に関する明確な規制の枠組みが確立された。

これにより、SharpLinkのようなブロックチェーンに注力する企業の事業運営における透明性が向上した。

同社のジョセフ・ルービン会長は、この法整備がイノベーションと投資を促進する上で重要な役割を果たしていると強調している。

SharpLinkの戦略は、機関投資家によるブロックチェーン資産の採用拡大という大きな潮流と一致しており、イーサリアムが企業の準備資産として有力な選択肢であることを示している。

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