シャープス・テクノロジーがソラナの運用実績を初公開。ステーキングで年利約7%を達成し価格変動に左右されない安定収益モデルを確立。
ナスダック上場の医療機器メーカーであるシャープス・テクノロジーは26日、同社のソラナ(SOL)ファンドが安定したステーキング収益を生み出しているとする初の運用報告書を公表した。
手数料控除前の年換算利回り(APY)は約7%で、ソラナネットワークの平均を上回る。
同社は今月、コインベースと提携し、機関投資家向けのバリデータを立ち上げており、これが収益性向上に寄与している。
運用益を重視する財務戦略
シャープス・テクノロジーは、暗号資産(仮想通貨)の価格変動によるキャピタルゲインではなく、ステーキングによる利回りを経常的な事業収益と位置づけている。
同社は現在、約2億5000万ドル(約385億円)相当のソラナを保有しており、その大部分をデジタル資産として財務に組み込んでいる。この戦略は、ビットコインの価格上昇を狙う他の上場企業とは一線を画すものだ。
同社は企業債務を抱えておらず、十分な運転資金を確保していると強調する。また、経営陣は現在の株価評価に対する自信を示すため、1億ドル規模の自社株買いプログラムを承認した。
市場の変動が激しい中でも、財務的な柔軟性を維持する姿勢を明確にしている。
ソラナステーキングで予測可能な収入源を確保
ソラナの価格は1年前のピーク時から約60%下落しているが、同社はステーキング利回りが短期的な価格変動の影響を受けないと説明する。
価格が下がっても保有枚数に対する利回りは変わらないため、予測可能な収入源として機能するためだ。このアプローチは、長期的な財務戦略の一環として設計されている。
このような企業によるステーキング参加は、ネットワークの安定性と正当性を高めるものとして注目されている。
同様の戦略をとるソル・ストラテジーズ社も第4四半期に7.6%の利回りを報告しており、機関投資家によるソラナの活用が進んでいることを示している。
シャープス・テクノロジーは今後も、ソラナを中核資産とした利回り型財務戦略を継続する方針だ。
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