ドージコインに代わるとされる新しいミームコイン、Snorter Botが2億円を調達しました. SNORTの特徴を解説します.
ドージコイン(DOGE)はこれまで、暗号資産(仮想通貨)市場の投資家たちに多くのリターンをもたらしてきました。立ち上げから10年以上経過しているにもかかわらず、DOGEは現在でもミームコイン市場でトップの座を維持しています。
そんなDOGEに代わるミームコインとして注目されているのが、Snorter Bot(SNORT)です。現在行われているプレセールには、大規模な資金が集まっています。
ミームコイン市場を先導するDOGE
ドージコインは、日本で実際に飼われていた柴犬をミームに、冗談から始まったミームコインです。
ミーム文化を愛する人や、仮想通貨に楽しさを求める人たちからの支持を集め、予想以上に人気が上昇し、立ち上げ時にはほぼ価値のなかったトークンが、ピーク時には0.7376ドルまで成長しました。
アメリカの著名な実業家であるイーロン・マスク氏の支持を受けていることでも知られており、同氏のツイートによって、価格が高騰するなど、市場で話題になることも多いです。
DOGEに影響を受けて、これまでに多くの柴犬系ミームコインが立ち上げられ、シバイヌやボンク、ドッグウィフハットなどの銘柄が、代替案として大規模な資金を集めてきました。
ドージコインの代替案、SNORTがプレセールで2億円調達
Snorter Botへの関心は前例のないペースで高まっており、同プロジェクトは現在実施中のトークンプレセールで、169万ドル(約2億円)以上を調達しています。
このような大規模な資金調達は、投資家によるプロジェクトへの信頼を示すものであり、今後の急成長が期待されています。
本稿執筆時点では、1トークンあたり0.0977ドル(14.31円)で販売されていますが、同セールでは複数のステージが設けられており、時間の経過とともに価格は少しずつ上昇しています。
このようなアプローチは、一般的に早期参入者がインセンティブを得られ、投資家たちの間にFOMO(取り残される恐怖心)が広がりますが、新しい仮想通貨は価格変動が大きくなる傾向があるため、注意が必要です。
専門家によるSNORTの評価
一部の専門家は、過去のミームコイン市場の強気相場で見られたように、Snorter Botが爆発的な成長を遂げた場合、初期段階の少額投資が、100倍・1000倍と大幅に増加するシナリオを描いています。
その理由は、ドージコインは数ヶ月で、ぺぺ(PEPE)は数週間でそのような急成長を遂げ、小規模な無名トークンから、市場をリードする主要ミームコインへとのし上がったためです。
DOGEやPEPEは、実用性のないミームコインであるため、独自の取引ボットを開発しているSNORTは、より高いポテンシャルがあると期待されています。
初期のビットコインの上昇で富を築いたあるベテラン専門家は、Snorter Botを、大きなリターンを生む可能性を秘めた貴重な機会として注目しています。
彼は、MEV(最大抽出可能価値)プロテクション保護機能や、85%の精度を持つラグプル・ハニーポット検出機能など、最新のセキュリティ機能を搭載しているSnorter Botの長所を指摘。
こういった安全面への注力が、一時的なボットトレンドによる価格高騰ではなく、ユーザーからの熱狂的な支持を集めて長期的に成長していけるだろうと評価しています。
Snorter Botの高い実用性
Snorter Botの取引ボットは、ソラナブロックチェーンの速度と低い手数料を活用して構築されています。そして、1つの鼻で全てのチェーンをというビジョンの下、イーサリアムやBNBチェーンなどへの対応拡大を計画しています。
ユーザーはTelegramアプリから直接、新しいトークンのスナイピング(指定価格での取引)、スワップ、トップトレーダーのコピー取引、ポートフォリオ管理といった各種機能を利用できます。
また、SNORTトークンを保有していると、取引手数料の割引を受けられる点もメリットとなっています。業界標準が1.5%である中、Snorter Botでは0.85%という安い手数料を提供しています。
こういったSnorter Botの実用性が、コミュニティを活性化させており、市場の投資家たちから大きな注目を集めています。テレグラムのメンバー数は、わずか5日間で20%急増し、現在X(旧ツイッター)のフォロワー数は1万4000人を超えています。
ミームコインSNORT、今後の展望
Snorter Botは、ミームカルチャーと具体的な取引ユーティリティを融合していることで、新たなミームファイナンス時代の先駆けとして位置付けられています。トークン保有者向けの各種特典や、手数料割引、高度なセキュリティ機能は、SNORTをドージコインを超えるミームコインへと成長させるかもしれません。
市場のパターンの変化を認識し、有利なエントリーポイントを狙う投資家はSnorter Botを、大きなリターンが獲得できる好機として捉えている可能性があります。
ただし、ミームコインはボラティリティが高いため、こうした新興銘柄には暴落リスクも潜んでいるのも事実です。したがって、プロジェクトへの参加を検討する前に、ホワイトペーパーなどでSnorter Botの特徴をしっかりと理解しておくことが大切となります。
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