SOL Strategiesはソラナエコシステム支援のため戦略的リザーブを設立。バリデーター収益を活用し、第一弾としてJTOトークンを取得。
カナダ上場企業ソル・ストラテジーズは26日、ソラナ(SOL)エコシステム強化を目的とした、戦略的エコシステムリザーブ(SER)を立ち上げた。
また、同社は最初の活動として、52,181 JTOトークンを取得し、ソラナ基盤のステーキングプロジェクトであるJitoを支援する。
Announcing our Strategic Ecosystem Reserve (SER) with the initial acquisition of 52,181 JTO tokens!
As infrastructure builders deeply embedded in Solana, we're investing in the foundational projects driving the ecosystem forward. @JitoNetwork's MEV infrastructure is critical to… pic.twitter.com/2MTedyy7oZ
— SOL Strategies (CSE: HODL | OTCQB: CYFRF) (@solstrategies_) June 26, 2025
バリデーター収益を活用したエコシステム支援
SERは、ソラナブロックチェーンを保護し報酬を得るバリデーター業務から生じる収益によって資金が供給される、自己完結型の仕組みだ。
同社は今回のJito Sol支援を皮切りに、今後他のソラナ関連インフラやDeFiプロトコルにも支援を拡大していく計画を示している。
これは、ソラナエコシステム全体の活性化を目指す同社の長期的なビジョンを反映している。
強力な財務基盤と戦略的ビジョン
この戦略を支えるため、同社はソラナ関連の取り組み専用として2,500万カナダドル(約26億2,800万円)の信用枠を確保している。
これにより、仮想通貨SOLの購入やエコシステムへの大規模な資金供給を体系的に行うことが可能になる。
同社のバリデーター事業は好調で、エコシステム開発へ再投資できるだけの十分な収益を生み出している。
経営陣はソラナの将来性に強い自信を示しており、SERは同社のステーキング戦略の重要な一部であると強調した。
また、SOL Strategiesは2025年4月にソラナ専用のモバイルステーキングアプリ「Orangefin」ローンチするなど、ユーザーのアクセス性向上とエコシステムの採用拡大にも積極的に取り組んでいる。
さらに同社は、伝統金融と分散型金融のハイブリッドアプローチを反映し、複数の証券取引所に上場している。
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