DePINのSpacecoinは、独自トークンSPACEを発行し、トランプ家関連WLFIと提携。衛星通信網でステーブルコインUSD1を決済に採用。
分散型物理インフラネットワーク(DePIN)プロジェクトのSpacecoinは23日、独自トークンの発行とワールド・リバティ・フィナンシャル(WLFI)との戦略的提携を発表した。
Spacecoinは、ブロックチェーン決済と低軌道衛星技術を組み合わせたプロジェクトだ。今回の提携はトークンスワップ契約を通じて行われ、トランプ家との関連が指摘されるWLFIとの関係を強化する。
ステーブルコインUSD1を統合
発表によると、WLFIが発行するステーブルコインUSD1が、Spacecoinのネットワーク上で決済通貨として組み込まれる。
これにより、衛星インターネットを利用するユーザーは、即座に金融サービスへアクセス可能となる。
Spacecoinのテ・オ創業者は、この連携によりユーザーが堅牢でオープンな金融サービスを得られると説明した。
インターネット接続と同時に金融ツールへの参加が可能になる仕組みは、従来の銀行インフラが不足している地域での利用を想定している。
Spacecoinはすでに3基の衛星を軌道上に展開しており、十分なサービスを受けられない地域へのインターネット提供を目指している。
基盤となるクレジットコインのブロックチェーンが、衛星の稼働状況やデータ検証を記録する。
SPACEトークンも発行予定で、発行総数が210億枚に設定されている。バイナンス・アルファが最初の取り扱いプラットフォームとなっている。
ただし初期流通量は、仮想通貨エアドロップなどで供給される一部に限られる。
WLFIによる規制への対応
一方、WLFIは米通貨監督庁(OCC)に対し、国立信託銀行「ワールド・リバティ・トラスト・カンパニー」の設立を申請した。
連邦政府の監督下でUSD1の発行や管理を行う狙いがある。
WLFIのザック・フォークマン共同創設者は、USD1が投機目的ではなく実社会での決済向けに設計されていると強調している。
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