ステーブルコイン大手テザー、LayerZero Labsへ戦略投資を公表

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ステーブルコイン大手テザーは、クロスチェーン技術開発のLayerZero Labsへ戦略的投資。USDt0の取引高は700億ドルを超えている。

ステーブルコイン大手テザー社は10日、クロスチェーン相互運用プロトコルを開発するLayerZero Labsへの戦略的投資を公表した。

LayerZero Labsは、異なるブロックチェーンネットワーク間の通信を可能にする技術を開発している企業だ。

テザー社によると、今回の投資は暗号資産(仮想通貨)業界で使用される相互運用性インフラへの支援を反映したものだという。

特に、LayerZeroの規格に基づいて構築されたUSDt0を支えるインフラが対象となっている。

ステーブルコイン「USDt0」によるクロスチェーン取引効率化

USDt0は、LayerZeroのオムニチェーン・ファンジブル・トークン(OFT)規格を採用したテザー社のステーブルコインだ。

テザー社の発表によると、USDt0は提供開始から12カ月未満で700億ドル以上のクロスチェーン価値移転を処理した実績を持つ。この数字は、主要資産を支えるインフラとしてのLayerZeroの重要性を示している。

LayerZeroの技術により、ステーブルコインやトークン化された資産は、断片化や流動性の損失なしにブロックチェーン間を移動できる。

同社の技術アーキテクチャは、超軽量ノードと分散型オラクルネットワークを使用して取引を検証する仕組みだ。これにより、効率性と拡張性を維持しながらセキュリティを確保している。

今回の投資は、ブロックチェーンネットワーク間の流動性の分断という課題に対処するものだ。テザー社は、チェーンに依存しない支払いを可能にし、流動性効率を向上させるシステムを支援する戦略を掲げている。

相互運用性は、エコシステムの成長にとって「オプションの拡張機能ではなく、基本的な要件」であると認識されている。

テザー社による積極的な投資戦略

テザー社は2026年2月に入り、積極的な投資活動を展開している。同社は2月の第1週だけで複数の案件に2億5000万ドル以上を投じたとされる。

これには、Gold.comへの出資や、米国のデジタル資産銀行であるAnchorage Digitalへの1億ドルの出資が含まれる。

テザー社のパオロ・アルドイノCEOは今回の投資について、すでに実社会での有用性を提供しているインフラを支援するものだと説明した。

一方、LayerZeroのブライアン・ペレグリーノCEOは、この提携を「究極の検証」と呼び、世界的な分散型市場の創出に向けた協力に意欲を示している。こうした取り組みは、Web3の発展に寄与するものとなるだろう。

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