2021年から仮想通貨投資を始め、数十のプロジェクトをリサーチ・利用。メルマガやSNSで最新情報を発信し、信頼を集める。2025年よりCoinspeaker参画。鋭い分析で、初心者から上級者まで役立つ情報を提供。
トヨタファイナンスは18日、トヨタグループ初となる自己募集型のセキュリティトークン社債の発行を決定した。
トヨタファイナンシャルサービスや三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)などが共同で詳細を明らかにした。新しく発行されるのは「TOYOTA Wallet(トヨタウォレット) つむぐボンド」という名称のデジタル社債だ。
証券会社を通さず、発行体であるトヨタファイナンスが直接販売を行う自己募集の形式をとる。
発行総額は10億円で、期間は1年となっている。税引前の年利率は1.720%に設定された。10万円から申し込みが可能で、最大999万円まで10万円単位で受け付ける。
最大の特徴は、従来の証券口座を開設する必要がない点だ。投資家はトヨタの決済アプリであるトヨタウォレットを通じて申し込みを行う。
専用ページでのアカウント作成や本人確認から抽選の申し込みまで、すべてスマートフォン上で完結する仕組みだ。
決済には本人名義の銀行口座からのオンライン振り込みを利用する。クレジットカードでの決済は対象外となっている。
申し込み期間は9月2日の午後5時までとなっており、購入者は先着順ではなく抽選によって決定される。
今回のデジタル社債は、BOOSTRY(ブーストリー)が提供するブロックチェーン基盤上で管理される。
この基盤は、イーサリアム(ETH)などのパブリックチェーンとは異なり、企業向けのネットワークを採用している。
社債の権利や保有状況がデジタルトークンとして安全に記録される仕組みだ。
SMBC日興証券が財務アドバイザーを務め、三井住友銀行が社債管理者を担うことで、投資家保護の体制も整えている。
日本格付研究所(JCR)からは最高位の「AAA」格付けを取得しており、信用力は極めて高い。発行日は10月27日で、1年後の2027年10月27日に満期を迎える。
原則として満期までの途中売却や譲渡はできないため、購入時には1年間の資金拘束について理解しておく必要がある。
トヨタグループは今回の取り組みを通じて、個人投資家との直接的な接点作りを目指している。社債の購入者には、富士スピードウェイでのレース観戦や特別試乗会といった独自の特典も用意される予定だ。
金融サービスとモビリティ体験を組み合わせることで、新しい価値の提供を図る。日常的に利用する決済アプリを通じて、これまで金融商品になじみのなかった人々にも参加の機会を広げる試みとして注目を集めている。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
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