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ドナルド・トランプ大統領一族が支援するWorld Liberty Financial(WLFI)は2日、同プロジェクトのステーブルコインUSD1を10月6日にアプトス(APT)上でローンチすると明かした。
この発表は、シンガポールで開催されたカンファレンスToken 2049で、ドナルド・トランプ・ジュニア氏とWLFIのザック・ウィットコフCEOによって行われた。
USD1は、米ドルと1対1の価値を維持するように設計されたステーブルコインで、トランプ家が支援するWLFIによって発行される。
アプトスは、公式X(旧ツイッター)でこの発表を認め、「アプトスはUSD1にとって初のMoveベースの統合先となる。世界で最も速く、安く、効率的なレールを選ぶ者が増えている」と投稿した。
HUGE: @DonaldJTrumpJr & @ZachWitkoff announce LIVE that @worldlibertyfi's USD1 is coming to Aptos 🦅
Aptos is USD1's first Move-based integration. The list grows of those choosing the fastest, cheapest, & most efficient rails in the world.
Welcome to the United States of Aptos. pic.twitter.com/SiV8VcCDxQ
— Aptos (@Aptos) October 1, 2025
今回の統合により、USD1はアプトスネットワーク上で完全なプロトコルサポートを受けることになる。
具体的には、Echelon Market、Hyperion、Thalaといった分散型金融(DeFi)アプリケーションのエコシステムに組み込まれる予定だ。
アプトスネットワークは現在、7億2,000万ドルを超える現実世界資産(RWA)と、USDCやUSDTなどを含む10億ドル以上のステーブルコインを保有している。
USD1はこれまで、BNBチェーン、ソラナ(SOL)、トロン(TRX)、イーサリアム(ETH)などで運用されており、アプトスへの展開はMoveベースのブロックチェーン基盤への拡大を意味する。
この発表は市場に直接的な影響を与え、暗号資産(仮想通貨)市場全体の強気な勢いも相まって、APT価格は2日に4.60ドル以上に上昇した。
9月27日に観測された移動平均収束拡散手法(MACD)の買いシグナルも、この上昇トレンドを後押ししている。
一部のアナリストは、強気の勢いが続けば価格は5.00ドルを超える可能性があると指摘している。
WLFIは今後、デジタル資産を日常の支払いに利用できるデビットカードの導入も計画している。
ウィットコフCEOはさらに、不動産や石油、ガスなどの伝統的な資産をトークン化し、機関投資家向けのRWA商品を拡充する構想も明らかにした。
アプトスは、USD1がクロスチェーンの相互運用性を高める「重要な柱」になると強調している。
今回の統合は、アプトスの高い処理能力を持つアーキテクチャを活用し、既存のステーブルコインが直面するスケーラビリティの課題に対処する狙いがある。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
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