TYCOONが123%の急騰を見せ、P2E分野を牽引。次に急成長が期待されている新しいアルトコイン、PepeNodeを紹介します。
AI搭載のシミュレーションゲームであるディノタイクーン(TYCOON)が18日、一晩で123%の価格上昇を記録しました。
暗号資産(仮想通貨)市場はここ最近、低迷していますが、TYCOONの高騰で、Play-to-Earn(P2E、遊んで稼ぐ)分野に、再び資金が流入しています。
また、P2Eの仕組みを応用したMine-to-Earn(M2E、マイニングで稼ぐ)に基づき、革新的なマイニングプラットフォームを運営しているPepeNode(PEPENODE)が話題になっています。
AI分析を活用したゲームを提供、急成長を遂げたTYCOON
ディノタイクーンは、バイナンススマートチェーンを基盤とするWeb3ゲームを提供しています。このゲームは、プレイヤーが中心となって資産やリソース、ビジターフローなどを管理する、伝統的なタイクーン形式を採用。
全ての機能は、ブロックチェーン層で稼働しており、プレイヤーはTYCOONトークンを獲得できる仕組みになっています。
また、同プロジェクトはAI分析を積極的に活用して、ゲームプレイを洗練させています。
トークン生成イベント(TGE)は4日に実施されましたが、市場全体が落ち込む中で、TYCOONトークンはローンチ以来、好調な勢いを見せています。
TYCOONが急成長したことで、P2Eゲーム分野が活性化しており、2021年に起きたPlay-to-Earnブームが再び起きるのではないかという期待が高まっています。
P2Eゲームを応用、PepeNodeの新しいマイニング
ビットコイン(BTC)のマイニングは、高額な機器や電気代が必要で、参入障壁が高いですが、新しいアルトコインであるPepeNodeは、P2Eゲームを応用したマイニングプラットフォームを立ち上げました。
PepeNodeでは、全てのプレイヤーにバーチャルサーバルームが与えられ、ノード機器を設置し、自分だけのマイニング事業を成長させながら報酬を獲得していきます。
プレイヤーは、ノード機器をアップグレードしたり、サーバルームを拡張したりすることも可能で、全ての戦略がマイニングパフォーマンスに影響します。
エコシステムの基軸通貨となるのがPEPENODEトークンですが、現在はプレセールで先行販売されています。P2E関連の銘柄としてここ最近注目が集まっていることもあり、同セールにはすでに210万ドル(約3億2900万円)が集まっています。
PepeNodeでのマイニング報酬には、このPEPENODEが使用されます。また、報酬額リーダーボードで上位にランクインすれば、ぺぺ(PEPE)やファートコイン(FARTCOIN)といった人気ミームコインが付与される予定です。
アルトコインPepeNodeは、P2Eプロジェクトの課題解決も目指す
有望なアルトコインと言われるPepeNodeは、Axie InfinityやStepNなどのP2Eプロジェクトが、直面してきた課題を解決することも目指しています。
これまでのP2Eプロジェクトでは、法定通貨への換金をするためだけに利用するプレイヤーが多く、時間の経過とともにトークンの価値が失われるという問題がありました。
ゲーム内でのトークン使用機会を増やしても、報酬を貯めて、米ドルやユーロを得るために売却するというプレイヤーが増加傾向にありました。
PepeNodeはこの問題に対し、PEPENODEトークンをゲームエコシステム全体の核とすることで、対処しようとしています。
マイニング施設のアップグレードやノード購入には、PEPENODEが必要となるため、プレイヤーはトークンを売却せずに、使い続ける構造ができています。
また、アップグレードに使用されたPEPENODEの70%は、永久にバーンされる仕組みもあり、ゲームエコシステムが活性化するほど、トークンの希少性が高まるようになっています。
このように、PepeNodeの開発チームは、長期的な成長を見据えた戦略的なトークノミクスを設計しているため、一部の投資家はPEPENODEの100倍高騰を予測し、今後の動向を注視しています。
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