ゴールドが史上最高値を更新する中、ビットコインは9万ドルで反落。2026年の反撃が期待される今、仮想通貨おすすめ銘柄を解説。
ゴールド(金)が4000ドルを突破し、シルバー(銀)が60ドル超えで史上最高値を更新しています。
貴金属市場が沸騰する一方、ビットコイン(BTC)は9万ドルの壁に跳ね返されました。
デジタルゴールドを自認するBTCですが、本家との差は開くばかりです。
しかし、この逆風こそがチャンスかもしれません。
歴史的データは、ゴールドのピークがBTCの上昇に先行するパターンを示しています。
JPモルガンの16万ドル予測が示す「割安」の根拠
JPモルガンは10月、ビットコインの適正価格を16万5000ドルと試算しました。
ボラティリティ調整後のゴールド比較に基づく分析で、当時の価格から約40%の上昇余地があるとの見立てでした。
同社のニコラオス・パニギルツォグルーアナリストは通貨安ヘッジ需要が両資産を押し上げると予測。
ビットコインの時価総額2.3兆ドルは、ゴールドETF・現物への民間投資6兆ドルと比較して依然として過小評価されていると指摘しています。
しかし、現実は厳しい状況です。
BTCは10月初旬の最高値12万6000ドルから30%以上下落し、8万8000ドル前後で低迷しています。
対照的にゴールドは年初来60%超、シルバーは100%超の上昇を記録しました。
AIインフラ関連株の急落にBTCも同調しており、暗号資産(仮想通貨)おすすめとしての地位確立には至っていないのが現状です。
160万BTC売却の衝撃と「金の法則」
長期保有者の売り圧力もBTCの足を引っ張っています。
K33リサーチによると、2年以上動いていなかったBTCの供給量が急減しており、2024年以降で約160万BTCが市場に再流入しました。
10月には約30万BTCが売却され、2024年12月以来最大の分配フェーズとなりました。
ETF経由の資金流入も7月のピーク1520億ドルから11月には1120億ドルへと縮小しています。
注目すべきは「金の法則」です。
ビットフィネックスのアナリストは、歴史的にゴールドのピークがBTCの上昇相場に100〜150営業日先行すると指摘しています。
2017年にはゴールドの30%上昇後にBTCが1万9120ドルへ急騰しました。
2020年のコロナ禍でゴールドが2075ドルをつけた後、2021年にBTCは6万9000ドルの最高値を記録しています。
現在の調整局面は、2026年に向けた地盤固めとの見方もあります。
ビットフィネックスは2026年を流動性の年と位置づけ、仮想通貨ETPの運用資産が2000億ドルから4000億ドル超へ倍増すると予測しています。
2026年の仮想通貨おすすめとして浮上:Bitcoin Hyper
市場の転換点を待つ間、投資家の視線はBTCエコシステムを拡張する新興プロジェクトにも向かっています。
中でも急速に支持を集めているのがBitcoin Hyper(HYPER)です。
Bitcoin Hyperは、ビットコインのレイヤー2ソリューションとして設計されたプロジェクトです。
ソラナの仮想マシン(SVM)を統合し、BTC上での高速・低コスト取引を実現することを目指しています。
ビットコインの堅牢なセキュリティを維持しながら、DeFiやスマートコントラクト機能を追加する構想です。
仮想通貨プレセールは2025年5月に開始され、調達額は2950万ドルを突破しました。
現在のトークン価格は0.0133ドル前後で、ステーキングでは40%程度のAPYを提供しています。
2025年第4四半期から2026年第1四半期のメインネットローンチを予定しており、2026年の流動性拡大を見据えたタイミングでの始動となります。
Bitcoin Hyperのようなレイヤー2プロジェクトは、BTCの実用性を飛躍的に高め、次の強気相場における重要な触媒となる可能性を秘めています。
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