ソラナETF承認確率100%に|ブルームバーグアナリストが見解

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ブルームバーグのアナリストは、ソラナ現物ETFの承認確率を100%に引き上げ。SECの審査プロセスの変化が背景にある。

ブルームバーグのエリック・バルチュナスETFアナリストは30日、ソラナ(SOL)の現物ETFが承認される確率を100%に引き上げた。

同氏は自身のX(旧ツイッター)アカウントで「正直なところ、確率は今や100%だ」と述べ、承認はいつでも実現する可能性があるとの見方を示している。

この大幅な見通し上方修正は、米国証券取引委員会(SEC)が一般的な上場基準を採用し、承認プロセスが簡素化されたことが主な要因だ。

承認確率引き上げの背景

今回の見通し上方修正の主な要因は、SECの承認プロセスに対する理解の変化にある。

一般的な上場基準の適用により、取引所が提出する19b-4(上場申請書)とその期限が事実上無意味になった。

これにより承認プロセスが大幅に簡素化され、残るはS-1の正式承認を待つのみとなっている。

この状況は、2024年8月時点の見通しとは大きく異なる。

当時、バルチュナス氏はソラナETFの申請がSECに受理されず「事実上、年内の承認の可能性はゼロに近い」と述べていた。

また、SECがソラナを有価証券ではないと見なすかどうかの見解が、ノーから非常に可能性が高いへと変化したことも、追い風となっている。

市場では、グレイスケールやヴァンエック、フィデリティなど複数の大手資産運用会社がソラナETFを申請しており、規制当局に対する圧力が強まっている。

SECのリーダーシップが交代し、アルトコイン製品に対する姿勢が大きく好転したことが、業界関係者の楽観的な見方を後押ししている。

他のアルトコインETFの動向と今後の見通し

ソラナだけでなく、他の暗号資産(仮想通貨)についてもETF承認への期待が高まっている。

ドージコイン(DOGE)、カルダノ(ADA)、ポルカドット(DOT)などの承認確率は90%とされており、幅広いアルトコインに資金が流入するアルトコインシーズンの到来を予感させる。

バルチュナス氏は、これらの単一資産ファンドの最終決定が2025年10月中旬に下されると予想している。

一方で、複数の仮想通貨を組み込んだバスケット型商品の承認判断は、単一資産ファンドより早い2025年7月初旬に下される見込みだ。

現物ビットコインETFを成功させたブラックロックやフィデリティといった企業が、次々と他の仮想通貨ETFを申請している。

仮想通貨市場の今後の展開を占う上で重要な転換点となっている。

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