
2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。
ブロックチェーン技術企業BTCSは28日、イーサリアム(ETH)の保有量を1万4240枚増やし、総保有量を7万28ETHまで拡大した。
1ETH約3850ドルの価格で計算すると、同社の暗号資産(仮想通貨)保有価値は約2億7000万ドルに達している。
この増加は、同社が推進する独自のDeFi/TradFi フライホイール戦略の一環として実現。
同時に1000万ドルの転換社債発行も完了し、1株13ドルという市場価格より198%高い転換価格での調達に成功している。
BTCS社のシャルル・アレンCEOは、DeFi/TradFi フライホイールと名付けた独自の資金調達戦略を駆使している。
この手法では、DeFiプロトコルを活用した低コストの借り入れと、株式市場での売却や転換社債発行といったTradFi手法を組み合わせている。
2025年に入ってから、同社はこの戦略により総額2億700万ドルの資金を調達。
資金調達の内訳は、随時株式売却が63%、転換社債が12%、DeFiプロトコルAaveからの借り入れが25%となっている。
同社は希薄化管理を重視しており、発行済み株式総数を4785万2778株に維持している。
7月25日までの1週間では、随時株式売却プログラムで27万1580株を1株6.04ドルで売却し、164万ドルを調達したのみにとどめている。
BTCS社は、イーサリアムのインフラに特化した企業として5年間にわたって事業を展開している。
単なる資産保有にとどまらず、バリデーターノードを通じたステーキング事業NodeOpsと、ブロック構築事業Builder+を運営。
アレンCEOは「ETHをただ保有するのではなく、ステーキングとブロック構築を通じて株主に収益と利回りを提供していることが大きな成果だ」と述べている。
同社は世界最古の上場ブロックチェーン企業として、20年間の資本市場経験と10年間の仮想通貨投資分野での実績を強みとしている。
リスク管理のため、同社は純資産価値に対するレバレッジ上限を40%に設定している。
同社はAIを活用したブロックチェーンデータ分析プラットフォームChainQも開発しており、ブロックチェーンエコシステムでのユーザー体験向上を図っている。
今後もイーサリアムを中心としたアルトコインの垂直統合型事業モデルの拡大を目指している。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。