Coinspeaker Japanライター。2021年頃から仮想通貨、ビットコイン投資をスタート。ブログ運営しながら、暗号資産に関する知識を深め、最新テクノロジーも勉強。仮想通貨の大手メディアで多数記事を執筆。専門分野は仮想通貨全般に加え、WEB3やNFTなど。
暗号資産(仮想通貨)プロジェクトのチェーンリンク(LINK)は23日、欧州と韓国の47の銀行と提携して新たな決済プロジェクトを発表した。
プロジェクト「パンゲア」は、欧州と韓国間の外国為替決済を近代化するための共同タスクフォースだ。
従来の決済にかかる日数を短縮し、ほぼリアルタイムの決済への移行を目指している。この取り組みには、チェーンリンクのほかにフェアスクエアラボやユニカ、キバリスなどの企業が参加している。
参加する銀行グループの運用資産は合計で10兆ドル(約1,620兆円)を超えており、金融業界における影響力は大きい。プロジェクトは、規制されたユーロと韓国ウォンのステーブルコインを中心に構築されている。
多段階のプロセスを経る現在の銀行業務とは異なり、直接的で即時性の高い決済をサポートする計画だ。
チェーンリンクの役割は、スイフト(Swift)や国際規格のメッセージングなどの既存の銀行システムをオンチェーン決済に接続するミドルウェアを提供することだ。
銀行が既存のインフラを完全に置き換えることなく、コンプライアンスに準拠した迅速な決済を導入できる道筋を示す狙いがある。
現在のクロスボーダー決済は、完了までに約2営業日を要しているのが一般的だ。複数の中介機関を経由する必要があるため、コストや遅延、運用上の複雑さが増すという課題を抱えている。
今回のプロジェクトは、これらの非効率性を解消し、より円滑な取引を実現する大きな原動力となる。
キバリスを通じて欧州の37の銀行が参加し、ユニカは韓国の10以上の商業銀行を代表している。両地域で幅広いカバー範囲を持っており、国境を越えた連携が強化されている。
この規模の大きさは、単なる技術的な試験にとどまらない。主要な銀行ネットワーク全体でリアルタイム決済を標準化するための、市場構造の実験と言える。
現時点では共同タスクフォースの段階であり、完全なスケジュールは公式には発表されていない。報道によると、約12カ月以内に実際の取引を開始できるかどうかの評価が進められている。
チェーンリンクは機関投資家向けの金融インフラやオンチェーン決済への進出を強めており、今後の動向が注目される。
このような動きは、クロスボーダー決済領域で先行するリップルなどのプロジェクトにも影響を与える可能性がある。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
Coinspeaker Japanライター。2021年頃から仮想通貨、ビットコイン投資をスタート。ブログ運営しながら、暗号資産に関する知識を深め、最新テクノロジーも勉強。仮想通貨の大手メディアで多数記事を執筆。専門分野は仮想通貨全般に加え、WEB3やNFTなど。